子育て世代に人気の石川県小松市ってどんな街?
海も山も近いバランスのいい都市
金沢市、白山市についで石川県内で3番目に人口の多い小松市は、南加賀エリアにあります。北西は日本海に面し、東には日本三名山霊峰・白山を望む、自然環境に恵まれた街は、空港や鉄道も充実しており県内外へのアクセスにも優れていることから、子育て世代を中心に移住者が増えています。
市の中心部には商店街や文化施設、大型ショッピングモール、学校、病院など生活に必要な施設が揃い、車で少し走ると緑豊かな里山が広がります。30分圏内に都市の機能性と自然がバランスよく調和する小松市は、快適で暮らしやすい街としての評価も高く「住みよさランキング」(東洋経済新報社調べ、2020年)では8位に選ばれました。
企業や自衛隊の拠点があり人の出入りが多いことから、転勤などで引っ越してくる人も自然と受け入れてくれる風土があります。
鉄道と飛行機が利用できる便利な交通網
小松市の公共交通の玄関口にはJR小松駅と小松空港があります。
JR金沢駅までは在来線でも30分と通勤圏内で、2024年には北陸新幹線小松駅が開業予定。小松駅から東京駅まで乗り換えなしでのアクセスが可能になるため、さらなる利便性が期待されています。
小松駅から小松空港までは車で約10分と非常に近く、地方空港ながら国内4路線(札幌・羽田・福岡・那覇)、国際線3路線(台北・上海・ソウル)が就航。
日帰り出張や国内外への旅行にも気軽に出かけられる環境が整っています。
時代に合わせた働き方を自治体が後押し
小松市は世界的建機メーカーの小松製作所の創業地であり、関連企業が集積している日本有数のものづくり産業が活発な街です。県庁所在地の金沢市にも近いため通勤時間が総じて短く、家族とのプライベートな時間をゆったりと過ごすことができるでしょう。
待機児童はなく保育環境や福祉施設も充実しており、育児休暇を取得する男性も増えていると言われています。交通網が充実し、仕事と子育てを両立できる環境から「多様な働き方が可能な都市ランキング」(日本済新聞社・東京大学調べ、2021年)では1位にも選ばれました。
生活様式の変化からテレワーク移住をかなえる若い世代も多く「二地域居住支援制度」や「サテライトオフィス立地支援補助金」など移住をサポートする体制があることも大きな魅力です。
子育て世代をサポートする支援制度
小松市では「子育ての不安や負担を取り除いていけるように」と国の制度に加えて市独自の支援も他地域に先駆けて取り入れてきました。
お腹の赤ちゃん1人につき妊婦に5万円を支給する「おなかの赤ちゃん給付金」や「小中学校給食費の無償化」、高等教育の修学を支援する「貸与型奨学金制度(無利子)」など、妊娠期から出産・子育て・進学に至るまで切れ目のない支援が整っています。
また、生後3ヶ月から1歳の誕生月までの子どもに紙おむつを送る「赤ちゃん紙おむつ定期便」は子育て世代である宮橋市長自身の経験から生まれたもの。
単純に無償提供するだけではなく、訪問員が届けることで「お母さんお父さんの孤独感を解消したい」という思いから作られました。
当事者目線に立って作られた市独自の取り組みは「周りに見守られている安心感がある」と好評です。
手厚いサポートによって安心して子育てできる環境や多様な働き方ができる小松市。
こどもたちだけではなく、その周りの大人みんなが幸せに暮らす未来が描けそうです。
■移住者が語る小松市の魅力が紹介されています。『Hello !こまつ』
https://komatsu-city.note.jp
■小松市の子育て支援を紹介した電子書籍「ハグくむ」はこちらから
https://www.scinex.co.jp/wagamachi/loco/17203_kosodate/dl_pc.html