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【編集後記】LIFULL STORIES編集者がLIFULL STORIESに影響されて人生が変わった話。
0.雑談:秋といえば
こんにちは。「秋」といえば何?の問いに「枯葉(♪Autumn Leaves♪)」と答えました。
良く言えば文学的。悪く言えば安直。回答に性格がチラみえしているLIFULLSTORIES編集部の田中(め)です。咄嗟に洒落た一言を発せられるようになりたいものです。
せっかくなので「枯葉」の歌を調べてみたところ、たくさんの歌手がカバーしていますが、私はNat King Coleが歌っているAutumn Leavesが好みでした。
みなさんは「秋」といえば何を思い浮かべますか?
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01.本題:LIFULL STORIESは自分の人生の一部となった。
それはそうとして、本題。LIFULL STORIESのお話です。
(※LIFULL STORIESは既成概念にとらわれない多様な暮らし・人生を応援するLIFULLのオウンドメディアです。)
今回は、LIFULL STORIESと5年間向き合ってきた私の人生にどんな影響があったのか?ということを書きたいと思います。
結論からいうと、
①副業を始めました。
②断捨離をしました。
02.副業を始めました
2018年12月に創刊したLIFULL STORIESは、もうすぐで丸5年が経ちます。私はこの5年ずっとこのメディアと向き合っています。
LIFULL STORIESの運営を始めて、既存の枠組みにとらわれずに自分らしく働き、暮らす場所を選ぶたくさんの人たちのインタビュー記事を、原稿状態で読むことが日常になりました。
私は、どちらかといえば常に周りの目を気にして、「認められなきゃ」と思って生きてきたように思います。(そこまで自覚があったわけではないですが。)自分では頑張っているつもりでも、人生の歯車がかみ合わないようなもやもやがありました。
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LIFULL STORIESに出演してくださった彼ら・彼女らの生き方は、おそらくたくさんの悩みや苦労もあるだろうけれど自立的で堂々としていて「やりたいことがあるならやればいい」「悩んでも考え続け、行動し続ければなんとかなる」といった明るさにあふれていました。
だからでしょうか。日々原稿に目を通し、前向きな言葉の1000本ノックを受けているうちに、自分ももっと自信をもっていいのでは、と思えてきたのです。
自分の能力って会社の中だけじゃなくて、世の中の役に立てることもあるんじゃないか?と。今、会社では使えていない能力を、外の世界で使ってみようかなと、考え方が変化していきました。
英語を教える、好きな犬の世話をするというダブルならぬトリプルワークを4年ほど続け、最終的に今は犬の世話とLIFULL STORIESの運営という2本立てで働いています。スモールビジネスではあるものの、自分が確かに世の中の役に立っているという実感を得て、自分への自信がつきました。会社の中でもその自信が良いほうに作用するようで、もやもやに満ちていた当時からすると心が開放された、そんな気持ちで日々を過ごせています。
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私のように、どうも周りの目線が気になっちゃう方は、ぜひLIFULL STORIESの1番目の記事から読み進めてみてください!1日1記事読んでも1年はかかります(笑)彼ら・彼女らのリアルな経験に裏打ちされた言葉は年数を経ても色褪せません。
▼記念すべき第1回目の記事▼
(宣伝をはさみます)
私は営業が苦手なので、自ら営業をしなくていいようにプラットフォームを活用してどちらの仕事も開始しましたが、自分にもできる副業を探している方、特に女性のみなさんはぜひ、この記事でご紹介しているCOLORFULLY(旧「週末モデル」)というサービスを覗いてみてくださいね。
※LIFULL STORIESでは有料記事も取り扱っております。
03.断捨離をしました。
きっかけは、LIFULL STORIESの人選をしていた時のことです。サーチコンソールで2年前くらいの記事がちょいちょい上位に入ってきていることが気になっていました。
何年にも渡ってこの記事が読まれるって、よほど世の中的に「ミニマリスト」は関心のある話題なんだなぁ、「365日のシンプルライフ」も評判だったなぁ、などと考えを巡らせ、ミニマリストネタは読者にも喜んでもらえそう、と企画の参考にミニマルライフ、ミニマリズムについて書かれている記事や本を読み漁りました。(STORIESの記事は非常によく読まれました♡)
前述の記事で、佐々木さんはこのように「ミニマリスト」を説明してくれています。
“自分の必要なものが分かっている人、大事なもののために減らしている人”
(中略)他人の評価軸でも客観的な個数でもなく、何が自分にとって必要なのかを自らが決めているということが一番重要なのです。
「他人の評価軸でなく、自分にとって必要なものを自分で決める。」
これってまさに、LIFULL STORIESの「しなきゃ、なんてない。」に寄せてみんなに伝えていきたいことそのものです。
翻って自分。クローゼットが、なんだかきつきつになってきて、なのに毎朝着る服に悩む、しかも悩んだ末に納得感のない服装だったり。バッグも、頑張って買ったのに、歩くときに変な飾りがカタカタいってそれが嫌になり、愛着が失われていく始末。だれかの目線を気にして買ったモノって、いくらその品自体に人気があっても自分の心を満たしてくれるものではないのですね。
2024年はミニマリスト関連の記事を連発して公開し、その過程で私も数か月をかけて自分の持ち物をどんどん捨てていきました。
数年袖を通していない服、たまに身に着けてウエストがまだきついことだけを再認識する服(嗚呼)、暗い気持ちを消したくて買った服。悲しみの味のする服やモノは捨てることにしました。
服から始めた断捨離は、やがて靴→本→皿→布系へと移っていきました。一部はゴミ捨て場に、一部はセカンドハンドショップに売りました。
すべてを捨てずに売りに行って良かったです。
我が家は白熱球の暗めのお部屋です。まだ売れるだろう(と思って持ち込んだ)品物がお店の蛍光灯の下では古臭くうつり、それまできれいだと思っていたジャケットでさえ雨のシミなどにより、知らぬ間に汚れていたこと、その状態で自分はその服が綺麗な状態だと思っていたことに、雷に打たれたような衝撃を受けました。それを着ていた私って、めっちゃヨレた印象だったのでは、ということにまでも気づかされ、冷や汗をかき、学びを得ました。
自分の価値観にこだわっていると、見逃すものがある。
今を生きるには、変化が必要。
いやー、開眼です。情けなさを通り越して、清々しいものです。
今でもミニマリスト的な境地には至れているわけではない私ですが、大事なことに気が付いたことは確かです。
04.万物すべて変化を続ける。メディアもしかり。
新鮮な状態で存在するには(存在したいなら)、変化し、成長しなければいけない。
これはLIFULL STORIESというメディアにおいても同様です。
あ、これ、私の元丸投げ上司も似たようなことを言っていたな......。
今のコンテンツ、今のスタイルにこだわりすぎるとやがて過去の人・モノになっていく。そのリスクを認識しながら、芯はぶらさずとも、常に世の中の移り変わりとともに、ゆるやかに変化し続けていける、そんなメディアづくりをしていきたいと心に秘めて、今日も原稿を読んでいます。
人生って一人一人違い、感じ方も千差万別だとは思いますが、何か一歩、後押しとなることを求めている、とか、人生にスパイスが欲しいなぁ、などと感じている人はぜひ、LIFULL STORIESを読んでみてください。自分自身を前向きにするきっかけが、見つかるのではないかと思います。
というわけで、また。
今後も不定期で編集後記的な何かを、お伝えしていきたいと思います!Ciao〜!
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