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感動日記#2「くるみ割り人形」
クリスマスシーズンの演劇で定番中の定番と言えば、「くるみ割り人形」。
ポートランドでは、Oregon Ballet Theatre という劇団が Keller Auditorium という劇場で毎年「The Nutcracker」の講演を行っている。
私が観に行くのは今年二回目。初めて観たときすごく感動した記憶があり、数年ぶりにワクワクしながら足を運んだ。
結果。感極まり、涙うるうる。
特に心を打ったのは、Snowflakes(雪の結晶)役のバレリーナたち20人くらいがキラキラふわふわした雪が舞う中で、優雅に踊るシーン。
身につけている衣装も真っ白でこれまたキラキラしていて。
彼女たちが白いポンポンが並んだ輪(写真)を持って舞う場面では、さらに「結晶感」が生まれていた。
一人のバレリーナが踊るシーンもものすごく好きで楽しめるのだけど、複数名、特に10人以上が一体感を持って美しく舞台を跳ね、軽やかに舞う様子に私の心は高鳴り、涙腺はゆるみ、「ああ、素晴らしい」という極度の感動状態に陥った。
人々を魅了するバレリーナたちの練習量は、もう半端ないものなんだろうなぁ。そう思うと一層、「この感動へのありがとう」が止まらない。
ちなみに、今回はYouTube「厳選クラシックちゃんねる」の「くるみ割り人形 ストーリー解説」を見てから、舞台を観に行ったのだけど、これが正解だった~。もちろん、前知識なしでもその美しさは楽しめるのだけど、ストーリーを知っていると、どういういきさつでこの踊り手たちがこういう格好をして、こういう舞いをするのか、という点が腑に落ちてさらに満足度が高まる。
上記チャンネルの解説によると、国によって、少しずつストーリーの内容や登場人物が違ったりするらしい。日本では、新国立劇場で「くるみ割り人形」の公演が行われているから、一度観に行ってみたい!