「ごめんね」が懐かしくて。
こんにちは。佐藤です。
今日はLab発足の裏側の続きを少々。
私は自分の時間を使うときには「実用的であるか」時々狂ったようにこだわることがありますが、その理由は私の起業のルーツに少し遡ります。
いくつか起業のターニングポイントはあったのですが、「癌で母が他界したこと」は大きな理由のひとつです。
がんを宣告された時の母の年齢は53歳、そして亡くなったのは54歳でした。
私たち家族は1年で心の準備をせねばならず、当時は気持ちがついていきませんでした。突然死の場合なんかはもっと大変だろうと心が痛んだものです。
今もっとも後悔しているのは、病院嫌いの母に毎年健康診断受けるように念を押しておけばよかったとか、そんなことではありません。
「ありがとう。」も、「おかえり。」も、「ごめんね。」も、もう2度と言えない。それがとても悲しい。それだけです。
一体私は、母に言えなかった「ありがとう。」「おかえり。」「ごめんね。」が何回あったのだろうか…。そんなことを思うと、とてもやるせなく、とても悲しいです。今でも悔しくて悲しくて涙が出ます。
そう考えると、もしかして私よりも辛かったのは、当時18歳の弟だったのかもしれません。
人生は自分が思っているよりも短いかもしれない。予告なく幕切がやってくるかもしれない。ならば、やりたいことはやってみよう。ということで今に至ります。やらずに後悔するのなら、やって反省したほうがマシではありませんか。
そのため、私にとっては時間がものすごく貴重に感じます。自分の時間は1秒も無駄にしたくないですし、他人の時間も無駄にしたくない。たった少しの時間であっても、人生の大切な1コマなのですから。
そう考えてきたためか、結果を出したり、目標達成をするのはだいぶ得意になりました。
私にとっては、ほとんどの問題がカンタンに見えるからです。
なぜか?というと、私の1番の願いはもう絶対に叶わない。それに比べればその他の問題は、実現可能性があるだけカンタンに見えるんですよ。
もうお察しと思いますが(笑)、私の1番の願いは、母にもう一度、「ありがとう。」「おかえり。」「ごめんね。」と直接伝えたい。それだけです。その願いさえ叶えば、他には何もいりません。
2022年現在、残念ながら私はドラゴンボールを7つ集めることがまだできていませんし、私が生きているうちには無理でしょう。
死んだ人を生き返らせる難題に比べれば、たとえば売り上げUP、集客などの事業の課題なんて赤子の手をひねるようになんとカンタンなことでしょうか。打ち手がいくつもあるのだから。
ですので私は、事業でものすごくお金を稼ぎたい!!!とは思ってはいませんが(事業をする以上、利益拡大は当たり前だとは思ってます)、ひとりひとりが「たいせつなもの」と出会って、幸せになる手助けがしたいと思っています。
コンサルティングの仕事をしているのも、私たちのサポートを通じて、エンドユーザー(お客さんのお客さん)が「たいせつなもの」に出会える一助となれるのが嬉しいからです。
と…そんな感じで、ちょっと湿っぽい話になってしまいましたが、Labではひとりひとりが「たいせつなもの」を見つけたり、「たいせつにしていること」を育てたりしていける場にできたらと思います。
ということでLab発足第一弾の企画は、全ての人に活用していただける「爆速でPDCAをまわす!4D思考術」にしました!まさに1年の始まりである1月にぴったりだと思います。
時間がない!と嘆く人も、頑張っているけどうまくいかない人も、なんとなくパッとしない人も、なんなら目標がない人も。
そしてあらゆるジャンルで役に立てる思考実験ですので、ぜひあなたの人生にお役立てくださいね。開催まであと3日。楽しみにしていてくださいね。私たちも、お力になれることを楽しみにしています!
※Labパス(クーポン)適応で、今回の開催のみ8,800円引きの1,000円にて参加できます。「2021Lab」とクーポンコード欄に記載してください。
日程が合わない方は動画受講も可能です。
なお、1月28日以降はLabパスは使えません。後から動画のみ購入する場合はいかなる場合も定価10,780円(定価9,800円の税込)となりますのでご了承ください。