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「新しいあなたに、なるんだよ」
当たり前のことで、教訓めいてよく言われます。
「過去は変えられないけれど、未来は創れるよ」
言葉だけ聞いても、「そうね」レベルでしたが、イタみと不思議な感じで受けとめたことがあります。
視点を前に向けるポイントをお伝えしますね。
まずごく個人的物語。高校一年の時にも、まだ思春期鬱の軽い症状が残っていました。学校にもつつがなく(?)通っていましたし、部活もしていたので周囲からしたら「フツーの子」だけど、私自身は、必死でフツーのふりして生きていた毎日でした。
その頃、思春期の心を扱う医者がいるのを、両親が見つけてくれたので、結構遠くまで通いました。まあ、そこで私はグチグチ言う訳です。
「どうしてこんなことになったのか」
「中学校の頃は、学校も日常も楽しかったのに、つらいばかりだ」
「こんな家庭で育たなければよかった」 などなど。
ある日、医者が言いました。
「あなたは、これからどうなりたいの?」
「元の私に戻りたいんです。中学校の時のように、元気な私に」
「それは無理だよね。
たとえ戻ったとして、同じことを繰り返すだけでしょ。
だって『前のあなた』に戻っただけだから。
ここから、新しいあなたになるんだよ。」
まったく新しい光が矢になって、突き刺さった感がありました。
「新しいワタシ」なんて考えたことがなかったのです。そして、新しいワタシなんて、将来存在するなんて思わなかった。ただ、この世から消えたかったから。
「この先生、バカなんじゃないの。私の思いを全然わかんないじゃん」
と心でぼやきながらも、ずっとずっと心に響きました。
「新しいワタシ」ってどういう私だろう。そして、その「ワタシ」は親のしがらみや学校のつらさを突破して、イキイキ生きているんだろうか。
そんな未来が、創れるのならば、この世にいてもいい。
どんなワタシか想像もつかなかったけど、ただ、意識のベクトルが
「まわれ、前!」した瞬間でした。
過去に執着はいくらでもできます。過去の良さに酔うこと、そして後悔することは簡単です。経験しているので、経験値の蛇口をひねればいいだけ。
でも、未来の蛇口はどこにあるのか。どうひねるのかもわからない。
しかし、見つけようとすれば、いつか必ずみつかります。
だって、朝日は毎日昇り
「それでも、人生は続くってこと」だから。
絶望という悲劇のヒロインから、ひなたの道に引っ張り出された日でした。
あなたの未来、私の未来、いつでも、ここがスタート地点です。
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