こんな時こそ注意!「信頼貯金」増やし方と減らしちゃう時
「信頼貯金」という言葉を、ちょうど1年ほど前に知りました。
フリーランスにとっても、組織の人にとっても、いい考え方だと思い、研修などでもよく伝えています。
今日は、その信頼貯金の増やし方と、激減する局面についてお伝えします。
そもそも信頼貯金なるものが、なんぞや ですね。
私はこのように理解しました。
積み木のように、ひとつづつ「小さな信頼」を積み重ねて増やしていく。そうすると、いつも間にか大きな貯金額(信頼度)が高くなっている。
そうすると、小さなトラブルが起こっても、信頼が急にゼロになるわけではない、という考えだそうです。
この考えって、マナーとかビジネス・仕事への取組み方にも応用できますね。
「いつも」身だしなみを整えて、笑顔でてきぱき応対してくれる人。
「毎回」納期より、3日前には完成形を出してくれる。イメージしたデザインを上回ってくる。
目立ったアピールや実績で、ぐいぐい勝ち取るのもいいけど、
「当たり前」「フツー」のこと+「ちょっと越える」×回数
これで、信頼ってちゃんと増えていくんですよね。
そうすると、
・ある時ちょっと髪に寝ぐせがあった。
・3日前納品でなくて、納期ギリギリだった。
としても
「あれ、何か体調でもすぐれなかったのかな」
と、先方も配慮いただき、信頼は減額しても低め。
信頼貯金はまだあります。(もちろん、善い事ではないのですが)
そして、減る時です。
大きなミスをする、約束の時間を違えるなどは大減額。
「やっちまった~~」
です。が、こういうケースにならないように、皆さんわきまえていらっしゃいます。減額しても仕方ない(涙)です。
それ以外に本当に注意する時はここ。案外不用意に、大減額になるのは
「調子のってない?」
って時です。
私もそうでした。商談もうまくいった。大きな契約がとれた。
「あ~~私ってやれるじゃん」
「もっと、広く集客しよう。レベル高い案件も挑戦しよっかな」
という時に、少額でも以前からお取引頂いている方に不遜な態度をとってしまいました。請求のし忘れを、軽い感じで謝罪してしまったのです。
「お前、一体何様じゃ~!」
とは、言われませんでしたが、ガツンとお叱りを受けました。
「支払わないよ、そんな急に言ってきても。もう取引もいいわ」
少額でも大切な資金です。特に小さな企業様では、大きなお金です。
本当に「浮ついていた」と反省して、すぐに謝りに伺いました。
自前で、手土産も用意しました。
お怒りの表情でしたが、請求書も手土産も受けとって頂きました。
経理担当者から翌日に「振込あったよ」と連絡があり、本当にほっとしました。
上司からも叱られましたが、お客様の声が耳に響きました。
調子に乗っている時が、危ない。
信頼貯金は、相手を軽くみた時に、ふとした振る舞いに出て減額してしまう。
そんなことがないように、少しづつ積み上げた信頼貯金を、自分にも相手様にも利益と喜びになるように、使っていきたいです。
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