うどん粉病対策に発酵菌液えひめAIをつくったよ
キク科の植物とセットで育つうどん粉病。
というぐらい、キク科のうどん粉病が止まりません…
薬剤は使いたくないのでなにか素敵なものはないかしらと探していたら、こんな本を見つけました!
なっとう菌の絵本!
えひめAIの本!
微生物のエサと納豆菌・乳酸菌・酵母菌がたっぷり含まれた発酵菌液です。
家では水質浄化や生ごみの消臭、農業分野では減農薬や収量食味の向上に使われている方がいるそうです。
うどん粉病に効く秘密は、葉面散布することで、葉っぱにいる先住の菌を増やしてうどん粉病の住む場所をなくしてしまうそうです。
また、潅水のたびに薄めてやると微生物が豊かな土になり、フカフカになるそう。
さっそく、病気に負けない植物さんとふかふかの土を目指してえひめAIを作ります。^^
材料
砂糖 15g
ドライイースト 5g
ヨーグルト 25g
納豆 1粒
お湯(42度) 250ml
砂糖とドライイーストをまぜる
ヨーグルトを入れて混ぜる
お湯をかけて納豆のねばねばだけ入れる
材料に1粒ってあるのにえらい入っとるね。という声が聞こえてきます。(ザワザワ)
これは「1粒で菌って増殖するの?」という、私の心配性からくる量ですね。はい。
ちなみに納豆は3つのメーカーのものを入れました。
納豆には日本三大納豆菌というものがあるそうで、「宮城野菌」「成瀬菌」「高橋菌」が有名です。
農家さんによってはこの菌の種類にこだわってえひめAIを作る方もみえます。
実際どのメーカーさんがどの菌で納豆を作られているか分からないので、3種類使ったしだいです。(全部同じだったりして。笑)
ペットボトルに入れて20回ほど軽く振ります
これでキャップをゆるめて仕込み完了です。
(酵母菌が発酵するときに炭酸ガスを出すので、キャップをゆるめてガスを抜きます)
24時間発酵させます。
ぶくぶく
酵母菌が砂糖をエサにして増殖します。(第1発酵)
糖分が薄くなってくると納豆菌と乳酸菌も増えてきて、糖とアミノ酸がたっぷりなので、容器のなかは微生物さん天国。^^
出来上がりました!
なめてみて酸っぱかったら成功です^^
乳酸菌が出す乳酸でpH3.5~4の強酸性になります
最後に500mlいっぱいになるように水を足して完成です!
使い方は簡単。潅水のときに水で薄めてかけたり、葉面散布したり、たい肥作りに入れたり。
希釈倍率は「自然農薬で病害虫なしの野菜づくり」を参考しています。
約10倍 土づくりに
100~200倍 植物の株元へ
500~1000倍 植物の葉面散布
たまったオリ 土づくりや堆肥づくりに
いつか元気なジニアさんとふかふかの土を紹介できたらと思います。
動画も作ったのでご覧いただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。^^
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