【実験】5か月、土の比較実験してみたよ①
2種類の土を使って、生育にどんな違いがあるか5か月比較実験をした結果です。ご覧いただけると幸いです。^^
比較する土
①ピートモス1:赤玉土小粒1
②ピートモス1:アイリスオーヤマ粒状培養土1
※以下①を赤玉土、②を粒状培養土と記載しております。
実験の経緯
最近「ピートモス(スーパーミックスA)+赤玉土」をブレンドした土を気に入って使っております。ふかふか堆肥(ピートモス)とごつごつ土(赤玉土)とのブレンドで、水はけと保水性を狙っています。
使っているピートモス(スーパーミックスA)↓
で、とても成績が良く、気に入って使っているのですが、このごつごつ土(赤玉土)をアイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土に換えてみたらなにか違いがあるのかな?🤔と考えた次第です。^^
アイリスオーヤマ粒状培養土↓
使うお花
お花は3種類で比較します。
①ジャーマンカモミール
②ストックナイトセンテッド
③パンジーロココ
使う土に含まれる肥料分
それぞれの肥料分はこちら。^^
スーパーミックスA…窒素150~260mg・リン酸70~160mg・カリウム190~320mg
一般的な培養土と同じか少ないくらい。かな?
赤玉土…無肥料
ゴールデン粒状培養土…不明
配合内容には肥料分が明記されていません。表に「栄養成分長持ち」とあるので、何かしら入っているのかもしれません。
草炭、バーミキュライト、軽石、パーライト
草炭についてはこちらのWikipedeaの泥炭よりご覧ください。ピートのことだそうです。
水やりや肥料など
水やりは土が乾いたらたっぷりあげ、肥料は液肥ペンタガーデンPRO(6-10-4⁺ALA・微量要素入り)を同じ間隔(2週間に1回)であげました。(元肥はなし)
さてさて、前置きはこれくらいにして、実験開始から2ヶ月の苗さんをご覧ください。^^
実験開始から2ヶ月
まずはストックさん。
左:粒状培養土 右:赤玉土
12月頭の様子なのですが、粒状培養土のほうは葉っぱが大きく、その重みで下に葉っぱが垂れています。
いっぽう赤玉土のほうは葉っぱは小ぶりで色も薄く、上を向いています。
トマトさんの栽培で、肥料が足りていないと葉が上を向くとよく言いますが、それと同じなんでしょうか…
続いてカモミールさん
左:粒状培養土 右:赤玉土
こちらもストックさんと同じように粒状培養土のほうが葉っぱが大きく、硬くて重みがあります。色も濃くてとても元気な印象。
赤玉土のほうは葉っぱが小さく繊細。元気がないわけではないけど比べると一目瞭然です。
続いてパンジーさん
左:粒状培養土 右:赤玉土
こちらも葉っぱに違いが出ています。
見るからに粒状培養土の葉っぱが大きくて濃い色をしています。葉っぱも固いです。
赤玉土のほうは葉っぱが小さくて薄緑です。しなやかな葉っぱです。
下葉が黄色くなってないので、肥料は足りている印象です。
この時点では、粒状培養土のほうがスーパーミックスAと相性がいいのかもと思いました。
実験開始から3か月
が、1月の頭にストックさんに変化がありました。↓
ストックさんがとうとう開花したのですが、花付きと色の濃さに違いが出ました。
粒状培養土
赤玉土
赤玉土のほうが花付きが良く、花色も濃い結果になりました。(びっくり!)
窒素分が多いと色抜けすると本で読んだことがあります。
また、土に窒素分(葉肥え)が多いと、葉にばかり栄養がいって開花が進まないと本で読んだことがあります。
ん~、なんだかそんな雰囲気…。
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