人材不足のテストエンジニアはAIで保管されるか? 2020年5月 Industry Cloud輪読会まとめ
ライフタイムベンチャーズでは、業界の有志関係者との共催で投資テーマに関わる1ヶ月のニュース記事をまとめ読みし、気になるトピックについて議論するニュース輪読会を実施しています。
本稿では2020.5.8に実施したIndustry Cloud(特定業界に特化したVertical SaaS/PaaS等のクラウドサービス)に関する輪読会での議論をまとめました。
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1.人材不足のテストエンジニアはAIで補完されるか?
インキュベイトファンドが、「Magic Pod」を運営する「株式会社TRIDENT」への出資を実施しました。Magic Podは、従来手作業で行われていたソフトウェアテストをAI技術を活用して自動化を可能にするクラウドサービスです。ソフトウェアテストといえば、「SHIFT」が2014年にマザーズに上場しています。
テストエンジニアは労働集約型で慢性的に人員が不足しており、伸びしろが多い領域だと考えられます。どこまでマーケットが大きくなるか注目の分野です。
2.コロナショックはEdTechに追い風か?
COVID-19の影響で、グローバルでも日本でも教育/EdTech分野が活性化しています。一過性のものではないか、ビジネスモデルは持続可能化という懸念は残りますが、日本の教育業界が未だかつてないほどデジタルシフトへ関心を示しており、関連Webinar(Web Seminar)には塾業界の経営者や学校教諭が数百人単位で出席するような事例も出てきています。
このような動きは医療や行政機関、電力・ガス、保険といった他のIndustry Cloud / Vertical SaaS対象セクターでも起きており、Webinarを制するものが次のB2B Salesを制するという機運もしています。
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来月もSaaS/Industry Cloud領域の起業家/新規事業を検討する皆さんにとって有益な情報が提供できるよう、引き続き開催していきます!