見出し画像

ホットスポット蔵前

2022年2月22日 快晴

休日出勤の代休で今日は休み。
見ているだけで気持ちのいい快晴。

無性にビールが飲みたくなり、欲求にあっさり負けてしまった。
子供の頃、真っ昼間から美味しそうにビールを飲んでる父親を見て「昼間からなにやってんだか」と呆れていたが、その時の自分に言ってやりたい。「お前もいずれやるからな!」

なんて思っていると、嫁がなんとも言えない顔でこちらを見ていた。例えるならBADモードのジャケの宇多田ヒカルのような顔をしていた。

授乳中で禁酒中の嫁からしたらそんな顔にもなるだろう。
そんな顔をされることは分かっていた。でも飲まずにはいられなかった。ぜんぶ快晴のせいだ。

午後は外出した。
目的地は蔵前。まずは「腹が減ってはなんとやら」ということで「McLean-OLDFASHIONED DINER」へ。

McLean-OLDFASHIONED DINER

ここの甘いハンバーガーを
Podcast番組「Replicant.fm」で知ってからずっと食べたいと思っていたので、念願のってやつだ。

僕は「ピーナッツバターアンドエッグマンバーガー」
嫁は「ハッピーベリークリームバーガー」を注文した。
ピーナッツバターは甘すぎず(味噌の風味も感じた)パテと混ざった甘じょっぱさが癖になる。
クラフトビールもメニューにあったがこんなご時世ということで飲むことができなかった。
「家で飲んでおいてよかった」と嫁には言わずに心の中に留めておいた。

店内の雰囲気も良くて、また行きたくなるお店だった。

腹ごしらえを終え、今日の本命である
「a drop.kuramae」に向かった。

a drop.kuramae

ここは変わったコンセプトのお茶屋さんで
営業日は月の後半だけ。前半は日本各地のお茶の生産地、生産者を巡りそこで出会った茶葉をセレクトする。
さらに面白いのがお店のシステムだ。
お茶一杯にお金を払うのではなくて、1時間に4〜5杯飲み比べで提供されて1,500円という料金形態。
それぞれの茶葉について、生産者のエピソードや思いを添えて淹れてくれる。
人にもフォーカスを当てたお茶屋さんなのだ。

オーナーさんの出立ちも「白のツナギにニューエラのキャップ」と、いい意味でぽくなくていい。笑
そして、とても気さくな方だった。

色々と相談しながら祖父の誕生日プレゼント用と自宅用を購入した。

他のお茶屋さんの研修があり残念ながら飲み比べは出来なかったので近いうちにまた訪れようと思う。

近年、若い人がお茶に興味を持ち始めているとオーナーさんが言っていた。

茶葉を使用したビールもあるが、クラフトビールとの共通点も多いように思えるのでこれから掘っていきたいと思う。

「沼」の気配をビンビンに感じた。

店を出たあと、蔵前散策をした。
ジャンル問わず面白そうなお店がチラホラあった。

しばらく歩くとチョコレートファクトリー&カフェなるものを見つけた。

Dandelion Chocolate KURAMAE

本店はサンフランシスコにあり、海外進出の1店舗目がここ蔵前店になる。
ファクトリー&カフェの通り、カカオ豆の選定買付からロースティング〜とここで造られたチョコレートを楽しめる。

チョコレートドリンクとチョコを使用したスイーツ

店内はチョコレートの香りが充満している幸せ空間で、目の前で製造している所も見ることができる。チョコレートドリンクは甘ったるいのかと思っていたが、程よくビターで美味しかった。

チョコレートも多種多様で沼の気配を感じながら
家に帰った。

今後もホットスポット蔵前をもっと掘っていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?