複合商業施設の可能性を感じてアレコレ妄想した
3月29日(火) 曇
先週の土曜に葛西臨海公園に行こうと家族と予定を立てていたけど天気はあいにくの雨だったので、公園内の水族館に行くことにした。
駅に着いてまずは昼食。
天気が良ければ公園でピクニックでもと思っていたので残念だ。
調べてみると駅の高架下に小型の複合商業施設があったのでそこに行ってみることにした。
施設名は「Ff(エフエフ) 」。
中に入ってみると1階は5〜6店舗の飲食店が入っているフードコートになっていたんだけど、ショッピングモールでよく見るチェーン店がズラーっと入っているフードコートではなくて、「バター好きのためのパン屋」とか「新鮮な地産素材を使用した、プレートメニューが魅力のデリカテッセン」、「発酵をテーマに、麺の新たな美味しさを提案するヌードルショップ」などコンセプトがハッキリしているお店が入っていた。
そういったお店は店舗スペースが小さかったり、ベビーカーでは入りづらい構造だったりで小さい子供と一緒だと行く機会が少ないので、その時点でもう楽しい。
他にもファミマやスタバが入っているのも良かった。
2階はノルディスクのライフスタイルショップや地域農家の方々がマルシェを行ったりするイベントスペースがあったり、キャンプチェアやテーブルが置いてあるフリースペース(ここでご飯も食べれる)、小さいけど子供が遊べるボルダリングスペースなんかもあった。
エレベーターやベビールーム等も完備されてるからファミリー層もストレスフリーで楽しめる作りになっていてすごくよかった!
施設のことが気になって調べてみたら、ブランディングを担当した会社が施設のコンセプトやストーリーについて記事を書いていたのを見つけた。
施設のコンセプトは「パークアウトドア」。
つまり「公園をアウトドアとして捉え直すこと」でFfは「公園を楽しむための複合商業施設」なんだそう。
メインターゲットは親子で
•パークアウトドアという楽しみ方を通して親子が同じ目線になる
•親子のためのものという見せ方はしない
という事を意識しているとも書いていた。
もっと深くておもしろいストーリーが記事に書かれているので気になる人は見てみてください。
運営元がファッション会社とJR東日本だそうで施設のデザインが洒落ていたのも納得がいった。
葛西臨海公園は目と鼻の先にあるので、公園と施設との行き来が簡単なので楽しみかたの自由度が幅広いなーと感じた。
こういった形態の複合商業施設は少ないので、これから増えていって欲しいし、都市部よりも地方の方が施設の持つ自由度とポテンシャルが高いんじゃないかと思う。
例えば大きな公園もそうだし、海や川、山など自然が近い所にファミリー層も利用しやすい施設があって。
いくつかあるテナントにはローカルに根ざしたさまざまなお店が入っていて、利用した人(子供も)は「ものづくりに触れたり、体験できるイベントがあったり」、「自分が住んでいる町の再発見•再認識に繋がったり」、「新たな出会いやコミュニティが生まれたり」すると思う。
もちろんローカルではない人にも同様に。
野外と施設を行き来することで、気軽に自然に身を置いたり外遊びを楽しんだりすることができて、それもまた「新たな体験や発見」に繋がるとも思う。
この施設や活動をおもしろがってくれる人がこんどは、アウトドア側でおもしろいサービスを始めたりもすると思うし、そうなれば相乗効果でどんどん身近でおもしろい場ができあがっていくなーとか。
そしてそこにはブルワリーもあって、美味しいビールが飲めたりなんだり……なんて妄想が止まらなかったし、妄想で終わらせたくないなー。笑
なんて思っていた1日だった。
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