見出し画像

誰かと飲むビールと一人で飲むビール

2022年3月5日 晴れ

午後から職場の後輩2人と平塚にあるYggdrasil Brewingで飲んだ。

先週も友達と飲んだので2週続けて複数人で飲みに行っていることになる。

クラフトビールを飲み始めたのは2020年の4月頃でコロナが本格的に猛威を振るい始めたタイミングになる。
子供が小さいこともあって、お店で誰かとクラフトビールを飲むことなんて今まで数える程しかなかったりする。
ボトルをテイクアウトし、家で一人でしっぽり飲むことがほとんどだ。

一人で飲むときは、原材料は何を使用していてどんな香りや味がするか。舌触りは?温度が上がるとどんな変化があるのか。なんてことを考えながら飲むことが多い。

これだけを見ると気難しく飲んでるな〜って気もするけど、多種多様なスタイルや香りや味があり、同じスタイルでも一つとして同じビールが無いクラフトビールの楽しみ方の一つだと思う。

じゃあ誰かと飲むビールは?

電車で帰りながら今日飲んだビールを思い出してみる。
美味しかった記憶はあるけど、ビールの詳細はぼんやりとしか思い出せなかった。

ビールを飲んで「美味しいね!」とか「こんな味がするよ」なんて話したりはするが各々話題を持ち寄って話しているその場が楽しくて、ビールにあまり意識を向けていなかったことに気づいた。

美味しいビールを飲んで、酔っぱらい、会話が弾んでいき、楽しかった記憶が残る…

クラフトビールは「よく味わって、意識して飲むもの」なんて固定観念が出来上がっていたけど、その日飲んだクラフトビールは、居酒屋で飲む大手会社のビールのそれとなんら変わらないものだった。

少しの驚きもあったけど「お酒」という枠組みで考えたら、それは凄く自然なことでステキなことなんじゃないかと頷けた。

クラフトビールには色々な側面があり、それも魅力の一つなんだと気づくことが出来た。

実りのある良い一日だったなー、なんて考えていたら帰りの電車を間違えて大遅刻で家に帰って嫁に呆れられた。

それでも良い一日だったと思う。

そう思うことにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?