ペットショップのあり方について考える
こんにちは!犬の総合メディア「INUNAVI」の運営スタッフです。
今回、INUNAVI編集部では「ペットショップ」に関するアンケート調査を飼い主389人に実施しました。
▼調査トピックス(記事引用)
・ペットショップで販売されている子犬の値段が店舗や犬種によって異なることに対して「値段は気にならない」と回答した飼い主さんは33.4%いる一方で、63.2%の飼い主さんは疑問や値段をつけるべきではないと思っている。
・新型コロナによって子犬の値段が高騰していることは「安易に買えなくていい」とするコメントも少数あったが、「自慢したいだけの人が出てくる」「犬の価値が値段で決まるようで許せない」といったコメントが多数。
・ペットショップで売れ残った子犬がどうなるかを「考えたことはなく知らない」14.1%、「売れ残ることはないと思う」2.1%と飼い主さんでも知らない人が多いという結果に。
・わんちゃんを購入した金額の最多は「50,001~100,000円」が43人、お迎えした時期の最多は「ここ1年」が47人。購入金額とお迎え時期に関連性はなかった。
・ペットショップを利用する頻度は「1ヶ月に1回」が30.9%で最多だが、「ほとんど行かない」も22.9%。選ぶ基準の中には「生態販売をするペットショップは利用しない」という回答も。
・ペットショップで見かけた光景では「子犬が糞尿まみれ」「物としての扱い」「虐待」「決まった時間にしか掃除や給水をしない」といった衝撃のコメントが多数。
・ペットショップに望むことでは「生態販売をやめて」「売れ残った子犬がどうなるか発信すべき」「誰にでも販売できないようにしてほしい」など。
詳しくは、本記事をご覧になっていただきたいのですが、今回の調査を通してよりたくさんの人に「犬を購入してお迎えする」ということについて考えるきっかけになってほしいなと思っています。
コロナ禍でペット需要が高まり、それに伴いペットの価格が高騰しているというニュースが話題になっています。
コロナがあけ、人々が県外や国外などに外出したり、おうち時間と盛り上がっていた時代から心機一転した時、ペットたちは同じように大切な存在として扱ってもらえるのか?そんなことをふと考えてしまいます。
もちろん、最近お迎えをした人みなさんがそうなる可能性があるという訳ではありません。
ペットをお迎えする人が増えれば、ペットを家族として考える人が増えるわけですから、ペットが飼い主といけるカフェが増えるかもしれませんし、ドッグランなどの施設の需要も高まる可能性もあります。
まだまだペット先進国ではない日本ですが、ペットをお迎えした人が増えているというこの事実が、いい方向に迎うことを願っています。
また、わんちゃんを新しく迎えた人にとって、わかりやすく正しい知識でともに犬との生活を送れるよう、いぬなびは犬との生活に役立つ情報を発信し続けます。
【アンケート調査概要】
・アンケート内容:ペットショップに関するアンケート
・調査方法:インターネット調査
・対象者:10代~60代の全国の犬の飼い主さん389人(男性81人 / 女性308人)
・アンケート実施期間:2021年10月19日~10月24日