【後編】オーガニックコスメで引き寄せた素敵なライフワークスタイル
【髙橋 恵理(たかはし えり)】株式会社リンガホー社員。高校卒後、株式会社 マリークヮント コスメチックスジャパンに入社。10年間店頭で美容部員として勤め、その時にオーガニックが世の中の主流になると感じたことからオーガニックマーケットに転職。そこで現在のリンガホー代表ハンスさんと出会う。その後、タイのスパブランドでマネージャーをするも、仕事と子供との時間の両立をするために、以前から友人だったハンスさんに声をかけられ今の会社であるリンガホーに転職し現在に至る。
今回登場してくれるのは、北欧のオーガニックコスメの輸入代理店である株式会社リンガホーの髙橋さんです。(前編はこちら)
後編では髙橋さんがリンガホーに入社して変わったライフスタイルのお話、会社やハンスさんの大切にしている価値観、髙橋さんの生きていく上での考え方をたくさんお話ししてくださいました。
ワークライフバランスは叶う
リンガホーに入社して、一番良かったことは子供との時間をとれたことだと髙橋さんは話してくださいました。ちょうどタイのブランドで働いていたときは、娘さんの思春期と重なるも、大好きだった製品や仲間との時間を優先にしていたこともあり、なかなか一緒にいてあげられなかったことからお子さんとの距離感を計りかねていたんだとか。
「環境がすごく変わったんです。なによりリンガホーに入社して2~3か月で娘が少しづつ話してくれるようになったんです。」
仕事でなかなか家にいることができなかった髙橋さんでしたが、一緒にご飯を食べたり寝ることができる機会が増え、時間を共有できるようになったことが二人の距離を縮めてくれました。
win-winが口癖
(左:ハンスさん、右:髙橋さん)
ハンスさんが大事にしていて、もはや口癖になっている言葉が「win-win」。みんながスマイルでいられる環境がいい、楽しくてスマイルでいられる環境をwin-winで作りたいという気持ちがあるそうです。
ハンスさんご自身も3人のお子さんがいらっしゃるからこそ、社員の方の仕事と家庭の両立ができる環境をこころがけているんだとか。仕事の面でも、社員のしたいことや意見を、できるかどうかは別として、吸い上げてくれる土壌があります。そして、自分で考えて行動を起こしてほしいというハンスさんの考え方もありました。
良いものを伝えていきたい
リンガホーには、スウェーデンのナチュラル商品を日本の皆さんに届けたいというビジョンがあります。スウェーデンで、こだわりや信念を持って作っている製品とハンスさんの理念が共感しているものを厳選しているそうです。
髙橋さんは、ハンスさんが共感して伝えたいという気持ちを汲みとって、取り扱っている店舗に良さを伝えて一緒に発信していきたいと決意をにじませていました。現在取り扱っているケアオブヤード・リップインティメントも商品の背景から製造まで自信をもって紹介できると髙橋さんはおっしゃっていました。
1日1個自分にできることをやり遂げる
最後に、髙橋さんに同じ年代の読者に向けてお伝えしたいことをお聞きしました。
「イェスといってやることは、やらされているのではなく、自分が決めてやっていると思うようにしています。」
お仕事をしていると、「なんで、どうして」と、モノやヒトのせいにしてしまう場面がたくさんあると思います。そうではなく、自分ができること、全力でできることを1日1つでいいから目標を立てて、それを達成した自分をほめてあげることを意識している髙橋さん。大人になるとなかなか褒めてもらうことが少なくなるのでそうするんだとか。たしかにそうすれば、今やっていることも自発的にできるようになると感じますね。
ご自身の人生を、自分で選択して切り開いている髙橋さんはとても素敵でした。だからこそハンスさんのような素敵な人を引き寄せるのだなと思わせていただくお時間でした。
商品に関しても、「楽しみながら、先々どうなるのかなとワクワクしながら使っていただきたい」と語っていた髙橋さん。最後まで思いやりのある、愛情深いお話をしてくださいました。
髙橋さん、貴重なお時間とお話を本当にありがとうございました。
※この記事は、LIFESTYLE More(web版)からの転載です。