【前編】オーガニックコスメで引き寄せた素敵なライフワークスタイル
【髙橋 恵理(たかはし えり)】株式会社リンガホー社員。高校卒後、株式会社 マリークヮントコスメチックスジャパンに入社。10年間店頭で美容部員として勤め、その時にオーガニックが世の中の主流になると感じたことからオーガニックマーケットに転職。そこで現在のリンガホー代表ハンスさんと出会う。その後、タイのスパブランドでマネージャーをするも、仕事と子供との時間の両立をするために、以前から友人だったハンスさんに声をかけられ今の会社であるリンガホーに転職し現在に至る。
今回登場してくれるのは、北欧のオーガニックコスメの輸入代理店である株式会社リンガホーの髙橋さんです。
髙橋さんが本当に叶えたい自分のライフスタイルを実現するにいたった経緯やそれまでの気づき、オーガニック商品の魅力をたくさんお話ししてくださいました。
負けず嫌いを培った幼少期
髙橋さんは双子の長女として東京都立川市で生まれ、東京都武蔵村山市で小学校まで通ったのち、埼玉県飯能市で育ちました。幼少期の思い出は、いつも一緒にいる双子の妹さんとのものばかり。何をするにも一緒で、結局は高校まで一緒に通っていたんだそう。楽しいことも悪さをしたこともいつも隣に妹がいることが当たり前だったという髙橋さん。
そのことが安心感を抱かせていた一方で、常に周りに妹さんと比べられることが多かったんだとか。気づかぬうちに、子供のときからライバル意識はもっていたんだそうです。
「幼少期は、なぜこの子にはできて、この子にはできないの?と比べられることも多く、いい意味でも悪い意味でも、妹がいたことで、ライバル意識や負けず嫌いな考え方を培ってきたと思います。」
今でもできないことをできるようにしていこうという気持ちを持っていられているのはこの時期があったからだそう。
お客様がきっかけでオーガニックへの関心が芽生える
高校卒業後は、希望していた会社である、株式会社 マリークヮントコスメチックスジャパンで美容部員をしていた高橋さん。美容部員として働いてだいぶ経ったころに「色物は使うけど、スキンケアはオーガニックなものを使うようにしたの」、「スキンケアはオーガニックなものを使っているからマリークヮントのものはもう使えないの」というようなお客様が急に増えたときがあったのだとか。
それでも当時の髙橋さんにはオーガニック製品に全く興味がなかったそうです。
「オーガニックに対する印象は、ただナチュラルなだけで効果がない、お水を付けてるだけでしょ?と思っていました。」
髙橋さんは、お客様のオーガニックへの関心度が増していることを実感していきます。これから先は、ケミカルなものよりオーガニックなものの方が需要が高まるのかもしれないと考えました。そして子供が小学校に入学を機に退社し、地元から離れ、選んだ会社はオーガニックマーケットでした。
オーガニックの良さを実感する肌トラブル期
オーガニックマーケットに勤め始めた髙橋さんにはある悩みがありました。それは、目の周り以外の顔全体に肌トラブルが出てしまったこと。オーガニック製品に半信半疑だった当時の髙橋さんは、取引先に絶対に良いからとオーガニック製品を勧められて使うことにしました。
「だまされたと思って使ってみて、肌が改善されなければ私が責任取るからといってくれたメーカーさんがいたんです。だったら1回使ってみようと思ったんです。」
オイルを顔に塗ることや、せっけんで顔を洗うことをしたことがないながらも、使い続けていくうちに、肌がゴロっと変わった体感があったそうです。
「こんなにオーガニックって違うんだ、肌って変わっていってくれるんだと体感しました。」
オーガニックの植物のエネルギーに特に驚いたという髙橋さん。そこからアロマの勉強も始め、オーガニックの良さを発信するようになっていきました。
ハンスさんとの出会い
(左:ハンスさん、右:髙橋さん)
オーガニックマーケットで働いていた時期に、もう一つ大きな出来事が髙橋さんにはありました。それは、当時の取引先である株式会社リンガホーの代表であるハンスさんとの出会いでした。
お店に遊びにくるハンスさんは常に元気でパワフルでおもしろくてにぎやかな方で、今もそれは変わらないのだとか。会社同士の取引終了後も、月に一度は髙橋さんのいるお店に遊びに来られていたそうです。
そのときはお店での関わりだけでしたが、髙橋さんがタイのブランドマネージャーとしてヘッドハンティングされた後も、ハンスさんはそちらのお店まで足を運んでいたんだとか。
あるとき、髙橋さんが仕事と子供との時間の両立に悩んでいた時に、高橋さんの雰囲気がいつもと違うことに気がついたハンスさん。
「もっとスマイルでいれるように僕が手伝うよとハンスが言ってくれたんです。」
その出来事がきっかけで、髙橋さんは今のハンスさんの会社であるリンガホーに転職することを決めました。
後編ではリンガホーでの生活とこれからのビジョンについてお届けします。
お楽しみに。
※この記事は、LIFESTYLE More(web版)からの転載です。