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【バンド論】ヴォーカルの役割②

 【バンド論】では個人的主観で思ったことを書かせていただきます。

 今まで様々なジャンルのバンドと対バンしてきました。

 ハードコア、デスメタル、グラインドコア、ヒップホップ、スラッシュメタル、ヘヴィーメタル、レゲエ、ハウス、ロック、ジャズ、メタルコア、デスコア等。

 もちろんライヴを見る機会があれば視線はヴォーカルです。

 ヴォーカルの動きだったりMC、フローの入れ方、世界観を観てしまいます。個人的にMCが苦手なのでMCを注視する機会が多いのも事実。

 ライヴを観ていて、30分間観れるライヴと観れないライヴがあります。

 前者については、ヴォーカルの言動が予測不能で次の曲で何を魅せてくれるのか期待させてくれること。後者については、ヴォーカルが微動だにせず、モニターの前でひたすら声を出していること。

 後者は、「目を閉じていてもライヴを観れる」ということです。

 自分の経験上、言動が予測不能なヴォーカルについては様々な音楽を受け入れて、自分のものにしている人のような気がします。受容性が高いと多様性が生まれるのでライヴ中の動きに反映されてると信じてます。

 ヴォーカルの動きがワンパターンになると、特定の音楽しか知らないのかなと感じてしまいます。確かにどこの誰とは言えませんが、ワンパターン化されているヴォーカルの方と音楽の話をするとワンパターンでした。

 ヴォーカルの質について、前者後者は否定肯定もしませんが、ライヴはオーディエンスを楽しませることが一番だと考えておりますので、様々な音楽を否定せず受け入れることは今後凄く大事な要素だと思います。

 もちろん私も前者。様々な音楽を聴く機会を増やし、ハードコア概念にとらわれないスタイルでオーディエンスを楽しませて、「LIFESTYLEのヴォーカルの動きって何か変じゃね」って言われてでも次の曲次のライヴに期待してもらえるようにスキルを向上していきます。

 続く。

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