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代表 福田幸寛のlife story

こんにちは!
今回から社員の自己紹介、「life story」をお伝えします!
初めは代表の福田のlife story です!



はじめまして、福田幸寛です!
life story 合同会社の代表をしています。
総合診療医、産業医として働きながら、コーチの仕事もしています。
僕のlife storyをお伝えしながら自己紹介していこうと思います。


こうやって医師になりました

5人兄弟の末っ子として、放任主義で自由奔放に育ったものの、無口で短気な父の機嫌をいつも気にしていて、実は自信のない子供でした。この父との関係性が後に僕の人生にとって大きな影響を与えることをこの時は知る由もありませんでした。

人生に寄り添う仕事をしたいと理学療法士を目指し、埼玉県立大学に1期生として入学しました。そして、大学一年の19歳の時に父の胃がんが発覚しました。ちょうど父が胃がんの診断を受けた翌日に、大学からの帰り道に強盗少年団に襲われて、人生最悪の二日間でした。胃がんの診断を受けた父はすでに末期で余命3ヶ月との診断を受けました。でも僕は、死にゆく父と向き合うことができず、現実逃避でバイトばかりして、ほとんどお見舞いは行きませんでした。そして、ちょうど診断から3ヶ月のある日、バイト先の魚屋に母から連絡があり、父が亡くなったことを知りました。僕は、このときのことをずっと後悔し続けていました。

無事に大学を卒業して理学療法士になり、大学病院のリハビリテーション部に就職しました。理学療法士として2年目だったかと思います。ある患者さんが無事にリハビリを卒業して、卒業後も外来で病院に来るたびに元気な姿をリハビリ室まで見せにきてくれるようになりました。その人は長く制限を受けていた痛みから解放されて、とても生き生きとした表情で僕に会いにきてくれて、こちらが元気をもらえる存在でした。ある日、その人が暗い顔でリハビリ室に現れて、ガンで余命いくばくもないことを告げました。一緒に手に入れた痛みのない元気な生活は、ガンという病気によって失われてしまいました。そして、当時の僕は、理学療法士としては命に関わることができない自分が悔しくなり、命と向き合うために医学部再受験を決意しました。医学部再受験編はまたどこかで書こうかなと思いますが、紆余曲折あり、仕事を辞めて1年間受験勉強をしてなんとか医学部に合格しました。

医学部入学を機に結婚、医学部5年生の時に長男、医師1年目の初日に長女、医師3年目で次男の3人が生まれ、医師のキャリアと父親としてのキャリアがほぼ同時にスタートしました。

医師になってからのジレンマ

医師3年目で、自分のせいでこぼれ落ちる命があってはならないと、救急集中治療の道に進みました。しかし、完璧な医師になりたいという熱意は医師として足りない部分ばかりを意識することになり、休日など関係なく常に研鑽しなければならないと自分を苦しめる結果にもなりました。そして、ちょうど次男が生まれ、父親として家族をケアすることも重要になり、仕事と家族で板挟みになってしまいました。いま考えれば男性の産後うつもあったのかもしれませんが、僕は燃え尽き症候群になってしまいました。そこで、医学部受験のときにやっていた訪問リハビリで感じていたことを思い出しました。本当にやりたいことは、単に病を治すのではなく人生に寄り添う医療なのだと気づき、総合診療医への道を進むことに決めました。

総合診療医として、緩和ケアや在宅診療で患者さんと家族に寄り添いながら、人生の終わり方、家族の関係性をみてきました。そして、病気があるかないかで幸せが決まるのではなく、自分に関わる人との関係性こそ重要だと実感しました。この経験から、人生の最終段階になってから大切なものに気がつくのではなく、普段から自分にとって大切なものに沿って生きていくことが大切だと考えています。

そして、医療だけでは、人生をサポートすることはできないと、医学の分野を超えて、心理学やコーチング、コミュニケーションなどを探究し続けています。

ステータス

Lv:4○歳
身長:175cm(高校の時174.5cmで175cmってサバ読んでいたけど今はホント)
体重の推移:87kg⇨85kg(わがままボディ改良中)
血液型:AB型(天才と変態しかいない)
学歴1:埼玉県立大学一期生(元理学療法士)
学歴2:富山大学医学部卒
SF(ポジティブ×共感性×社交性×活発性×コミュニケーション)
VIA(好奇心、親切心、熱意、愛情、ユーモア)
その他
ORSCC:CRR Grobal認定Organization & Relationship Systems Certified Coach
Gallup社認定ストレングスコーチ(ストレングスファインダーの専門家)
Well-Being Coordinator@DAncing Einstein

好きなもの

読書(東野圭吾、伊坂幸太郎)
漫画(未完:BLUE GIANT EXPLORER、ブルーピリオド、 凪のお暇、ミステリと言う勿れ、3月のライオン)
(完結:スラダン、四月は君の嘘、君に届け)
ワンピース(別枠にしたものの、そこまでマニアックではない)
SUPER BEAVER
料理(アジの活け作りが得意です)
人と話すことで相手の感情が表に出ること
少女漫画で胸キュン
感動映画で号泣
新しいこと
匂いフェチ
一般外来や産業医面談で笑わせること(救急外来では狙いません)

嫌いなもの

嫌われること(全世界から愛されたいと思ってます)
タバコ(禁煙外来は優しくやります)
2か月に1本ぐらい発現するとんでもなく長い鼻毛
生乾きの洗濯物の匂い
面白いことを言おうと思って何にも降ってこなかったときの絶望感

普段何しているの?

【ファミリードクターとは】
総合診療医は病気だけではなく、「人」をみるのが専門です。そして、ときに患者さん本人だけではなく、家族の問題にも対応します。
資格としては、家庭医療専門医を持っているので、家族のお医者さんです。
この家庭医というのが英語名ではfamily doctorなのです。
産業医として、大企業から中小企業まで様々な会社のお医者さんもしています。
これは、総合診療医として、病院で働く中で、病院来る人が少なくなるように、働く世代の健康を促進することが重要だと考えているからです。だから、会社のお医者さんでもあります。
世の中、専門医が重宝されていますが、僕みたいになんの医者かよくわからん医者だからこそ、できることがあると信じています。(ちなみによく医者っぽくないと言われますが、医師免許はちゃんとあります)

【医者以外には何しているの?】
自分が家族ともっといい関係性を作っていきたいと願っているため、コーチングやコミュニケーションの講座で学び続けています。
2019年にストレングスファインダー(現在はクリフトンストレングス)の認定コーチを取得して、コーチングの道を進み始めました。
現在は、システムコーチング®️を使って親子や夫婦関係を支援する家族コーチングを提供しています。家族とよりよい関係性を作っていきたいという親子や夫婦などのカップルをサポートしています。

【これからやりたいこと】
自分が関わる人たちに、良い影響を与えたいという願いを持っています。
その対象は、広く、広く、大きい。
だから、自分でも何を目指しているのやら、誰がターゲットなのか、よくわかりにくいのだと思っています。
キーワードとしては「家族、子育て、夫婦、コミュニケーション、健康、幸せ」
やりたいことは、講演会で日本各地、世界各地を旅しながら、現地の食生活を楽しむことです。

執筆・講演

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