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あたらしい資本主義とは
先日の総選挙の公約は「新しい資本主義」。つまり今までの「資本主義」がもう限界。あえて新しい資本主義と言わなければならない、その心は。
人類史をめちゃくちゃ簡単にまとめると、狩猟・採集の時代(Society1.0)、農耕・牧畜の時代(Society 2.0)、大量生産の時代(Society 3.0)、情報化の時代(Society4.0)、これから来るまだよくわからない時代(Society5.0)と大雑把にわかれます。
この大量生産の時代からが資本主義の時代。資本、お金を元手にお金を殖やすことを「よし」とする時代です。お金を集めてきて、材料を買い、生産設備を買い、労働力を集め、製品を大量に安価に作り、世界中で売りさばくという時代です。
その資本主義を構成する「お金」「労働(人口と働き方)」「生産設備」がSociety5.0で大きく変わろうとしているのです。
Socety5.0とは
Society5.0とはサイバー空間の時代ともいわれていま
「Society 5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会課題の解決の両立を目指す」という国の政策です。
その結果、得られるのは「ビッグデータを踏まえたAIやロボットが今まで人間が行っていた作業や調整を代行・支援するため、日々の煩雑で不得手な作業などから解放され、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができる」ということです。
その政策を受け、例えば経団連(大企業の集まり)では「SDGsの達成に向けて、革新技術を最大限活用することにより経済発展と社会的課題の解決の両立するコンセプト「Society 5.0」」を提案しています
SDGsやSociety 5.0というキーワードに国家予算をつぎ込んでいく!と宣言しているのです。
ではその社会課題とはいった何なのか、次回、観ていきましょう。