無理ゲー社会を乗り切る
無理ゲー社会を乗り切る。そもそも今の社会が無理ゲーって?どういうこと?
詳しくは、これ読んでね。
時代背景
本からはちょっと脱線するけど、今の時代というのは狩猟・採集の時代から、農耕・牧畜、大量生産・大量消費の産業革命まで2万年かかってきた時代の変化をたった100年かそこらで経験する感じ。情報化然り、サイバー化然り。そこで求められいることはGAFAMNで時代を先読みし、商品・サービスをプロデュースするような能力。その能力を備えた人は楽しくて楽しくてしかたがない。でもそうでない、残りの99%の人はどうなの?
プロデューサーの指示にしたがって黙々と商品やサービスを提供する職人。サービスの実装や生産(コーディング)の工程に職人技的な創意工夫。
そういう能力がない人にとってはとっても厄介。
そもそも生まれ落ちた時代がこんなに急激な変化をしている時代であり、旧態然とした考えの枠にはめられ、猛烈な変化についていかなきゃいけない。それって無理ゲー。
じゃどうすればいいかというと、「やめる」「下りる」。無理ゲーなんてやらない。理不尽なことはしない。
無理ゲーやめてサイドFIREしよう!
そんな無理ゲーはさっさとやめると決めて、静かに準備をしよう!そしてサイドFIREしよう!
FIREはフルFIREとサイドFIREがあるそうです。
本来はそれぞれ私と違う意味なのですが、あえてすべらせています。
フルFIREはホントの意味での「働かない」生活。継続収入をつくって完全にリタイア。毎日がゴルフでも、世界中を旅しても、それはそれでよし!
サイドFIREは今の生活をそのまま続けながら、副業から複業に。人脈や自分の本当にやりたい仕事を見つけながら、ゆっくりとFIREに移行していく。
農業でも、福祉でも、なんでもいいのです。自分の心の動く世界で、人脈を形成しながら、今やっている生活のための仕事、ライスワークからリタイアしていく。
FIREの盲点
フルFIREにせよ、サイドFIREにせよ、盲点となっているのは金融資産か不動産しか見ていないところです。
会計学的に流動資産、固定資産、繰延資産の3つが資産です。しかしパーソナルファイナンスの世界での資産とは「不労所得(権利収入・継続収入)を生み出す仕組み」です。
ロバート・キヨサキが20年以上前に定義したように「あなたの財布にお金をもたらす仕組み」が資産です。
今、巷でいわれているFIREは、労働収入でひたすら現金を蓄え、有価証券に置き換え、配当所得で生活費を上回るようにしようという考えですが、大切な命の時間に自己投資もすることなく、ひたすら倹約生活を続け、20年~30年ひたすら価格変動のある金融資産に投じ、4%の利回りで運用するFIREするというのは果たして幸せなのでしょうか?
人生の豊かさを感じるという観点からはちょっと違うように感じるのです。そこはまた次回。