髪は女の命っていうけれど、本当のことろはどうなの?ライフシェア
「髪は女の命」「女の運命は髪型で変わる」なーんて言葉を聞くたびに、ちょっと複雑な気持ちがしちゃうアロペシア女子たち。
(アロペシア=髪を失った状態のこと)
今は可愛いウィッグはたくさんあるし、隠すのは困らないんだけど。
でも隠せるからって解決できないこと、あるんだよね。
「好きな人に話すタイミングは?」
「職場の人にいつも同じ髪型って言われてないかな。」
「親が心配してるのがツラい」
やっぱり戸惑うことがあるものです。
「この髪でどう生活するのか」
脱毛症や、副作用などで、髪を失うこと。
誰にでも起こりうるけれど、未知の体験。
治療はお医者さまにお任せでも、「この髪でどう生活するのか」ってまた別のこと。
でもそのための情報って足りてるのかな?
私が脱毛症になったとき、一番戸惑ったのは生活情報が十分に得られなかったこと。
ネットで検索しても、個人の方が書かれているブログくらい。
そこからあてもなく探している状態だし、顔も年代も関係性も違うこの情報は、私に当てはまるのかって。みんなはどうしてるの?と思った。
「ライフシェア」としてみんなの経験や知識をシェアしたい
大学受験の場合であれば、勉強は学校や塾で学ぶけど、モチベーションの保ち方や、学校の選び方、希望する大学の雰囲気については、先輩の体験談・口コミを読むはず。
見通しがついて対策を決められるのは、安心して進むために必要。それにはリアルな体験が欲しいですよね。
これは髪を失うことに関しても同じで。
自身で試行錯誤し、それぞれに独自の対応策を持っている先輩がいるから。
その人たちは友達や職場の人、恋人との関係性の築き方、ウィッグのこだわりポイント、たくさんのコツを持ってる。
ライフシェアではそんな彼女たちにインタビューをすることで、少し先の未来をうまく過ごすヒントを見つけます。
ライフステージの中で、引っかかってくる髪のこと。でも誰かの経験が、次の誰かの助けになれたら、その不安は軽くなるから。
暗い道で見る柳っておばけに見えちゃうけど、街灯があれば無駄に怖がる必要なんてよね。そんな道を照らす明かりにライフシェアはなれたらいいな。
ライフシェアの内容
脱毛症・抜毛症・乏毛症・副作用による脱毛など、何らかの髪の症状のある女性や、そのご両親にインタビューをし、音声でお届けします。文字にすると深刻になっちゃうことも、その人の声で聞くと印象が違ったりするから。ぜひその人の声で、聞いてね。
発症のときのこと どう感じた?治療はどうした?
学校生活のこと 工夫したこ。特に対応してもらったこと。
友達とのこと 心地よい関係、どう築いた?
恋愛のこと カミングアウトはいつ?そのときの反応は?
ウィッグのこと 使っているメーカー。こだわりポイント
悩んでいた頃の自分への一言
「一人じゃないよ」
髪を失うということ。誰もがなっておかしくないこと。
実は同じ症状を抱えながら生活をしている人って少なくない。
でも隠せてしまうから、同じ経験をしている人と繋がりづらい。
そんな孤独をライフシェアで少しでも和らげることができたら。
ライフシェアを通じて「一人じゃないよ」を感じてもらえたら嬉しいな。
ライフシェアはこれから順次オープン。フォローして待っててね。
Alopecia Style Project Japanのコミュニティでお会いしましょう。Alopecia Style Project Japanは脱毛症・抜毛症・乏毛症・副作用など様々な理由により、髪を失った女性とお子さんのために活動中。
ライフシェアプロジェクトについては、花王社会起業塾での学びにより作成しています。サポートいただきました花王株式会社様、NPO法人ETIC.様、倉増京平様、ダイアログインザダーク 代表 志村真介様、特定非営利活動法人ReBit 代表理事 藥師 実芳様、NPO法人がんノート 代表 岸田徹様、他みなさま、ご協力ありがとうございます。
また、取材・放送については株式会社エフエム桐生様、一般社団法人ジョブラボぐんま様にご協力をいただいています。
みなさまの温かいご支援に感謝申し上げます。
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