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イカゲームみたいなホテル療養生活

なんて、書くとアオリみたいなんだけど、ホテルに着いてすぐに感じた印象がソレ。

イカゲームというよりも、もひとつ知られていないNetflixの日本制作ドラマ「今際の国のアリス」に出てきた、ホテルに閉じ込められた感じ。

今際の国のアリスワンシーンより

普段なら普通のホテルとして使っているはずの場所が今は違う目的のために人々が集まって、統制のもと人々が生活している。

食事や必要なものについては時間になったら配られる…

ドラマでなければ、戦時下とかに近いような、かなり非日常的な感覚。

とりあえず、ホテルの中に入るために目隠しされた自動ドアの中を入って行く。

そこにはシャンデリアが天井にぶら下がった開放感のあるロビーが広がって…いるはずが…
高い窓にはカーテンが架けられ、受付と入口の間にはガラスで隔てられた壁がある。
その周りには棚や、ティッシュ、段ボール、記載台が置いてある。

「こちらへどうぞ」
と声がした。

声の方向を見ると、女の人がガラスの向こう側に立っている。行くと、
「私は、○○と申します、これから入所の説明をしていきますので、最初に本人確認をさせて下さい」と言われ、免許証を見せる。

その後、入所にあたっての説明をされた。

その女性はとても感じが良くて、正直ホテルに入ってきた瞬間からわたしはポツネンと寂しさを感じていたのだが、気持ちがほぐれた。

やはり、女性の人ってなんだか、気持ちが落ち着くんだよね。声だったりトーンだったり。

これは、自分が男性だったらどう感じるんだろうか?女性の方が柔らかいからあんしんすると思うのか、それとも同性の男性の案内の方が緊張しないと思うのか…。

その後も看護士の女性の方にバルスオキシメーターの使い方を教えてもらったりと一通りのルールを学び、部屋に入ることとなった。

ルームカードキーは15階、最上階だ!
もしかして、なんか広めの部屋とかだったりするのかな、ワクワク。

つづく

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