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60年後の未来はどうなっていた

70歳になって3ヶ月ほど過ぎた。父は68歳で癌で他界している。父の死亡年齢を超えてから、もういつ死んでもイイと思うようになった。

10歳の頃、どんな未来を見ていたか? あれから60年後の今。

記憶に残っているのは鉄腕アトムや宇宙少年ソラン、スーパージェッター、エイトマン、鉄人28号などのアニメだ。

腕にトランシーバー(スマホ)を巻いて、クルマは空を飛んでいた。人間以上の行動をするロボットやサイボーグが主役のアニメが多かった。

あれから60年、電話は携帯型のスマートホンになったが、残念ながらクルマは空を飛んでいない。人間のような動きをするロボットやサイボーグもない

でも

行きたいところには自由に行けるし、贅沢しなければあまり不自由なく生きていける。有難い気持ちの方が優っている。

しあわせだと感じる。

果たして、あと10年で空飛ぶクルマが行き交っているか? 楽しみでもあり、どうでもいい気持ちでもある。

見届けたい気もするが、進歩より気になることがある。

それは近隣国の有事や世界大戦に巻き込まれたり、地震による災害、地球環境の変化で、大変なことになってはいないか、正義が薄れ悪がはびこり、納税に苦しみ、働けど暮らしがすさむような気がしてならない。

我が国の国民の命を守る真の政治家の登場を期待する。この気持ちは子供や家族がいるからだと思う。

起きてもいないことを思い煩うより、できる範囲のことを準備しておきたい。健康維持や終の住処へ移住などである。

会社経営から身を引き、妻をいたわり仲良く、つつましく生きたい。イイ人生だったと思いながら、その時が来たなら潔く締めくくりたいものだ。

ちなみに母は老衰で85歳で亡くなった。毎朝小さな仏壇にある両親と飼っていた犬の写真を眺めて、まもなく会えるよと手を合わせている。

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