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”苦しかった時の話をしよう”感想。〜現代の生存戦略だ。〜
苦しかったときの話をしようか。
”この残酷な資本主義の中でいかにやりたい仕事を選び、金持ちになり、有利に生きていくか”
について書かれている本です。
絶対読んでおいた方がいい!特に高校生、大学生、その親御さん、まだ自分のやりたいことが見つかっていない大人も!
【やりたいことがわからない?人生でやりたいこと、やるべきことをどう見つけるか】
やりたいことがわからない。何で生きていったらいいかわからない。
そんな悩みを持っていませんか?(私は、いまだにです..高校生か、大学生の時にこの本に出会いたかった..!!)
【残酷な資本主義の中でどうやってやりたいことでお金を稼ぎ、生きていくか】
この本は”やりたいこと、仕事”の選び方のガイドブックです。また、”学校で教えない資本主義の現実”のなかで、どう有利に生きていくか”という戦略本です。
この現実を知るか、知らないかで大きく仕事・キャリア人生は変わってくるでしょう。
”苦しかったときの話をしようか”の中に書かれている戦略は、著者の森岡さんがキャリアを積む中で経験し、”気がついてきたこと”なのですが、キャリアを築く前に”知っているのと知らない”のでは大違いです。
どうやってこの長い人生、長い仕事人生の道筋を選んでいくのか?より良い道を選び、楽しく道を歩いていけるのか?そのエッセンスが全て詰まっている、と言っていいでしょう!!
現実には残酷な、この不平等な世の中で、”自分のやること、やりたいことを見つけ”どうやってお金を稼ぎ、豊かに生きていくのか、という方法も書かれています。
”実には残酷”だということの意味は、人類は平等だと言いますが、確実に、”格差”があります。
その格差が生まれるのはなぜなのか。
”格差”に負けない、対抗していく方法にも言及されています。資本主義の構造の中で、有利に働く方法を知らなければ、”搾取”される側になってしまうのです。
まさに、仕事とは生きること。
【会社の看板ではなく、自分の職能を磨き、生きていくには?】
また、会社の看板ではなくて、”自分を看板に生きていく”ことの重要さを改めて再認識しました。
例えば、大手商社に入ったとしましょう。あちこちの部署に異動して、なんのスキルも身につかないまま、30年経って何も”自分はこれで生きているのだ””この分野のプロなのだ”と言えなければ、転職もできない、起業にも不利。
マーケティングなのか、プログラミングなのか、それともデザイナーなのか。自分の強みの分野で誰にも負けない職能で生きていけ!ということです。