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「人を伸ばす力 内発と自律のすすめ」
読書日記 2024/11/02
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「人を伸ばす力 内発と自律のすすめ」
エドワード・L・デシ,リチャード・フラスト,桜井茂男(監訳),1999,新曜社,¥2,400
卒研のためにコツコツ読んでいたが、ようやく読了。デシの「自己決定理論」は心にストンと落ちてくる理論。もっともっと知りたくなる。これからの研究に役立つものばかり。訳者が「何度も何度も読んでください」と最後に書いていたが、本当にそうしたほうがいいだろうな。お金であっても外的報酬は自律性を阻害するというところに驚いた。シールだってお金だってお菓子だって、あげないほうがいいのだ。しらなかったな…
「雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら」
東畑開人,2024,KADOKAWA,¥1,600
東畑先生の新刊。本当にわかりやすい口語で書かれていて、毎回勉強になる。「ケアする人はケアされる人だ」という理論は本当にその通り。そして、どんな人が心理職に向いているのかということがわかる本。結局は「人が好き」「人に興味がある」という人が向いているのだと思う。心理カウンセリングというのは、結局のところ「自分とは全く違う人生を生きるこの人のことを知りたい」とカウンセラーが思って初めて機能するんじゃないかと思う。