自分の可能性に気づくと、こんな変化が!(28歳代男性)
28歳、男性、システム営業職。
彼に初めて会ったのは、
お世話になっている税理士さんからのご紹介でした。
営業先で、
お客様とうまくコミュニケーションが取れない。
良かれと思って話したことで、
先方の社長さんや担当者さんを怒らせてしまうこともあるらしい。
税理士さんから、私への注意は、
ご本人は悩みはない、と言っている。
悩み事を聴くという体で話さないでほしい、ということでした。
初めてお会いする日、約束の場所に行くと、
彼は、20分早く現地について
待ってくれている状態でした。
しっかりした方じゃないですか・・・・
と私は思いました。
そして、彼の話を聴き始めると、
悩みはない、
ただ話を聴いてみたら、と言われてきた、
どんな面白い話を聴かせてくれるのか?
と質問してきました。
私は、120万人「個の発展」・・・
無意識を意識化して、
ご自身さえも気づいていない天才性を発展する、
その人がその人であることを誇れる人生、
・・・・
・・・
・・
などなどを提供している、と話しました。
彼は、うなずきはするものの、
能面のような顔で目の前に座っていて、
質問も感想もない様子。
私は「何か質問ありますか?」と声をかけました。
彼は、「いえ、特に・・・」
ただ話を聴いてみたら、と言われてきたと来たといっても、
何か期待があったのではないか?
本当は何を聞きたかったのか?
もしかして、お付き合いで断れずに来ただけなのか?
頭の中でめくるめく自己話を整理しながら、
私の口から出た言葉は、
「お客様と会話、弾みます?」でした。
そこでうっすらと笑った彼から出た言葉は、
「人それぞれ興味が違いますから・・・」
(それ返事になっていませんから・・・)
次に、
「お客様と人間関係を作る会話をすることに興味がありますか?」
となげかけました。
それには、
「ええ、まあ」・・・
そしてお伝えしたことは、
「興味ありありですよね?」
「○○さんのお話し、会話になっていませんから」
「これだとお客様とのお話、ちぐはぐなはずです」
「そして、話が面白くない!」
と伝えました。
彼は、細い目を、めいっぱい開いて、
動揺していました。(@_@。
彼の口から、
「その講座って、どうすれば参加できるんですか?」
と、きました。
彼は、これをきっかけに、
「個の発展」のプログラムに参加をしました。
そして、間もなく3年、
今彼はどのようになっているかと言いますと、
「たまには、どうでもいい話をしたいじゃないですか」
「ランチでも一緒にどうですか?」
とお誘いをくれるほど、になりました。
彼曰く、
自分を探求することに興味があった!
自分が知らない自分を発見すると、
ハラハラするけど、
もっと興味がわく、のだそうです。
イベントでは、
ボランティアスタッフとして責任者を引き受けるなど
コミュニティの中でイキイキとやっています。
お仕事はというと、
昨年転職をして、新しいステージで挑戦を始めています。
前職を退職することが決まり、お客様にご挨拶に行ったとき、
担当が変わるのは寂しい、といわれて、
(そんな風に言われて嬉しかった・・・)と
話していました。
自分を知ると、今まで知らなかった可能性に気づき、
その可能から生きてみよう!・・・・
と、なります。
自分が自分に力づけられる瞬間です。
人間の可能性って計り知れない!と思います。