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価値観

価値観とはいったいなにか。人それぞれです。
最近ではマスクですが、品薄な状態の時は希少価値で値上がりしましたが、流通が不通になった現在は十分の一になってしまいました。古美術品も興味のない人にとっては、ただのガラクタでしかない。ということは価値観は非常に不安定なものです。

ブランド物は高いですが、偽物は安いのはなぜか。それは使う方の求める水準に達していないからです。昭和30年代のMade in JAPAN は安かろう悪かろうの代名詞でした。それが昭和60年代には JAPAN as No1 と高級品、高良品の代名詞となっていました。これは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』という映画にも使われていて、思わず笑ってしまったことを思い出します。
この本物というブランドを創り出すために、先人は多大な苦労をしてJAPANというブランドを築き上げてきたのです。ルイ・ヴィトン、ダンヒルなども偽物が多いのですが、やはり本物を手にするとその感触は全く違います。

高価格のブランドもありますが、近年コストパフォーマンスに優れたブランドも登場しています。よい商品を低価格で提供している企業の代名詞としてワークマンや業務用スーパーがあります。ここは中間マージンを省いたこと、商品数と商品分野を絞り込んでいることで伸びています。

価値観の作り方はいろいろありますが、その事業に特化しているというか、分かりやい言い方をすると、「とんがっている」ということです。
アフターコロナに対応していくには、妥協せず特化してくことを見つけて諦めず続けていくことかもしれません。




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