Vtuberで生きていく人について書こうと思う
最近バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の勢いが止まらない。
新人ライバーのデビューに加え、にじさんじ甲子園2021の開催(リアタイでみたときは同時視聴者数が15万人を超えていた。)。そんな大型イベント関係なしにゲリラ開催される各ライバーの配信。切り抜き師も増えてきて面白い動画やアーカイブが盛りだくさん。
案の定Vの沼にどっぷりとハマり、おかげさまで僕のYouTubeのおすすめに浮上してくる動画はVtuver関連の動画で埋め尽くされつつある。
事務所に所属するVtuber達
今熱いvtuber事務所は「にじさんじ」と「ホロライブ」だろう。
同じ事務所に所属するvtuber同士のコラボ企画がひっきりなしにおこなわれ、各vtuber個人としてではなく事務所に所属するvtuber全員で有名になっているイメージ。
推しを1つに絞らず、事務所のVtuber全員を推す「箱推し」の人も多いのではないだろうか。
事務所に属さない個人勢Vtuberもいるが、ここではにじさんととホロライブに所属するVtuberについて書こうと思う。
めちゃくちゃ親しみやすい地方アイドル的な存在
もしくはめちゃくちゃ距離感の近いお笑い芸人。あえてたとえるならそんな感じ。
ゲーム実況者が有名になりはじめたのは2010年頃からだっただろうか。僕がはじめて見た実況動画は「どうぶつの森e+」。当時はプロの撮るテレビとは違う、どこにでもいる一般の人が収録するゆる~い雰囲気にハマっていたのを覚えてる。今はもう実況していた人の名前も思い出せないのだけど。隣で友達がゲームをしているのを眺めているような、そんな感じが楽しかった。
Vtuberは皆ゲーム配信をよくやっている。僕がVtuberにハマったのは、ゲーム実況者の親しみやすいあの雰囲気と似ているからなのかもしれない。というか公にはされていないけれど、Vtuberは元々ニコニコ動画やユーチューブで活動していたゲーム実況者が多いので雰囲気が似るのは当然か。
有名になるほど自分らしさが解放されていくV達
デビュー当初はガチガチで緊張していても、徐々に慣れて自分らしさを解放するVは多い。リスナーに対しての扱いも雑になっていくのにはちょっと笑ってしまう。
収入について
Vtuberはフリーランスだ。確定申告の時期に配信でライバーがアワアワする姿を見るのはもはや恒例行事。事務所には所属しているが、運営会社(ANYCOLOR株式会社、カバー株式会社 等)の社員ではないらしい。youtubeの広告やスーパーチャットで得たいくらかが運営会社に入るといった仕組みになっている。
差し引かれた金額がそのままライバーに入るわけだけども、赤スパをぽんぽん投げられたりしてるところを見ると、うちの部長の給料も軽く超えているんじゃ・・・とか思ってしまう。
なんか応援したくなる
2016年、キズナアイちゃんが起爆剤になったこのVtuberブーム。名を上げるVtuberが増え続け、今じゃ全ての有名Vtuberを把握するのさえ不可能になってきたんじゃないだろうか。
有名事務所のブランドを借りたとしても登録者が伸び悩むはVtuberは居る。逆に今有名になって大成功しているVtuberがずっと見られ続けるとは限らない。Vtuberの中の人も人間なので、病気にかかるしお休みが必要なこともある。兼業しているひとなら本業のほうが多忙になって、配信してる場合じゃねえ!って急に音沙汰が無くなったりっていうのも考えられる。
そこからの活動休止を機にファンが離れていってしまったりとか。
そういう配信者としてのプレッシャーは少なからずあるんじゃないだろうか。
Vtuberは配信中は自由きままに見えるけど、裏ではきっと苦労はあるだろうなと思う。それをリスナーに感じさせないように楽しそうにふるまっているのなら、それはもうエンターテイナーとしてアマチュアの域を超えているよなと思う。
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