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【働くのは楽しい】誰でもリーダーシップを発揮して良いんだよ

「仕事は楽しい」が信念の窓際(書いていてだいぶ矛盾している気がする)。

窓際は仕事がつまらないしやる気がないから「窓際」なのではない。

仕事は楽しいが、(諸般の事情により)割り当てられる仕事が少ない、だから窓際なのだ!

(そんな窓際も時には会社に貢献しているので良しとしてください)

さて、窓際が先日、後輩の課長から誘われてランチに行った。
少し遅れてしまったので、「先に食べてますねー」とのこと。

柱の向こうで側の席、柱を曲がって彼女を見て驚いた。

泣いている。え、ご飯を口に運びながらぽろぽろ涙流してるやん!?

めったにない(面白い)光景なので、しばらく眺めていたかったがそういうわけにもいかないので、着席して話を聞いてみた。

涙を流しながらもご飯はしっかり食べ続ける彼女に聞いた話をまとめると「プロジェクトリーダーとサブリーダー共にやる気がない、提案しても受けいれられない」という。

やる気のないリーダーは放っておく

人間関係模様をざっと整理しておくとプロジェクトのリーダー・サブ、ともに30代の課長。

彼女と同じ役職なので遠慮する必要はないのだろうが、彼女は今年課長に昇進したばかり。

彼女曰く、何を提案しても、『統括の部署にやってもらったほうが良い』『プロジェクトから提言しても恨みをかうかもしれない』と消極的とのこと。

よくあることと言えばよくあること。

泣いている彼女へ、私は

「やる気のないリーダーは放っておく。せっかくやる気がないんだから、あなたが進めたらよいんじゃない?」
「他のメンバーと楽しく進めていたら、そういう人は巻き込まれに来る。途中経過だけ報告しとこ」

窓際なのになぜこんなに偉そうに言えるのかは、長くなるので割愛。

かいつまんでいうと、20代の頃から、偉そうな部署で偉そうに影響力を発揮してきた。で、窓際になったので、寮母さんのように後輩たちを見守っているのが、今である。

人にフォーカスしすぎない

やる気のない人をやる気にさせるのは至難の業だ。

トレーニングで向上できる分野(スキル)もあるが、そもそもやる気がない=姿勢は、「なぜやる気がわかないのか」を徹底的に掘り下げる覚悟がいる。

まして、ポジションが上でやる気が無い人を部下やメンバーの立場から変えるのは、かけるエネルギ―と効果が見合わない、と感じる。

であれば、自分が楽しく主導権を握ろう、である。

究極、物事の成果を上げるには「人をどう動かすか」も大切だが、「物事をどう動かすか、そこで人にどう動いてもらうか」にフォーカスした方が良い。

やる気のない人の資質を変えたり、嘆いたりするより自分で進めようよ!と窓際は考える。

リーダーシップとは影響力

リーダーには、押しが強く成績をしっかり出すパフォーマンスの高さで引き上げられるタイプと、周りの仕事をサポートする力で役職に就くタイプがいる。

で、ここで感じるのが、女性は、後者の能力を評価されている人も多いので、ついついリーダーに頼りがちだったり、自分が前に出ることを苦手に思う人がいる、という点だ。

サポート力で役職者についた人はどうしても「自分が」どうサポートするかを考える。

まして課長などプレーヤーとマネージャーを兼務しないといけない立場で日が浅いと、「自分のサポート力」を一緒に手を動かすことで発揮しようと考えてしまう、というのは自分の経験を通して思うこと。

リーダーシップの定義はいくつかあるが、実体験でしっくり来ているのは「リーダーシップとは、影響力」という言葉だ。

*参考記事
リーダーシップは人それぞれ!-リーダーシップの定義- | EARTSHIP CONSULTING (earthship-c.com)

リーダーシップとは影響力を与えることと考えれば、同じプロジェクトの中でも、リーダーシップを発揮しプロジェクトを進めることも可能だろう。

主導権を取って良い、自分が前に立って良い

物事を動かせるからこそ、仕事は楽しくなるのだと思う。仕事の価値は人それぞれだが、どうせ長い時間いるのだから仕事は楽しくしてほしい。

女性の管理職にもどんどん影響力を発揮したらよいな。

でも、それも1つ1つ悔しい思いをしながら学んでいく過程かもしれない。

後輩の涙を見ながらも「これも経験、頑張れー」とニコニコしていた窓際であった。



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