食と向き合う 今年から食べログ百名店を巡ることにした!
今年は何か「修業」と名の付くものがやってみたくて、食べログ百名店を巡ることにした。
がっつり影響を受けたのがこの本。
美味しい食事を求めて世界中のレストランを飛び回る美食家たち。
著者は年間800食を食べ歩き「OAD世界のトップレストラン(OAD Top Restaurants)」のレビュアーランキングで6年連続1位を誇るという語る文字通り「食に人生をささげた」フーディー(美食を求めて高級レストランを食べ歩く人)だ。
ちなみに、OADトップレストランレビュアーランキングがどのようなものか、公式サイトには以下のように説明されている。
このレビュアーランキング、詳しく見てみると上位3名の方はいずれも日本在住なのが興味深い。日本は美食の国ですね。
「食を巡る旅」に心惹かれる
実は昔からフーディーという生き方に憧れがあった。
フーディーにまつわるこの映画が特に鮮明に覚えている。
彼らほどたくさんのレストランを巡っているわけではない。
そんな自分でも、料理人や店主のクリエイティビティが発揮された食事というのは、長く記憶に残るもので、美味しい食事の記憶は、季節の食材、最大限引き出されうまみ、味のマリアージュを引き出すワイン、店のしつらえや食器、店内に流れる香りや空気も含めて鮮明に覚えているところが多い。
人として生まれた限り食は人生から切り離すことができない。
「食」は原始的で、不可欠な行為である。
にもかかわらず、人類は食を豊かな芸術へと昇華させた。
ある意味でそれは人間の欲望、「業」でもある。
それでも、私たちは料理人のクリエイティブな表現を五感で味わうことができる。
世界の中でも特に美食にめぐまれたこの日本という地で。
一流を味わうには自分自身も磨かなければ対等になれない。この1冊によって、私も食を巡る遥かなる旅に踏み出してみたい、と感じた。
では、どこからそれを始めるのか。
それにも著者は1つの目印を与えてくれている。
本の中で印象に残ったのが「食の横展開」。著者は1つのジャンルを追求するために1日の中で同じ系統のレストランを食べ歩くという。
著者レベルになるとファインダイニング(高級レストラン)を同日に回ることもあるそうだが、初心者には厳しい。
著書の中で薦められていたのが「安くてもよいのでこのジャンルと決めたもの店を食べ歩く」という方法。
まずここからチャレンジしようと思う。
私が直感的に選んだジャンルは「ピザ」だ。ピザが好きだし、ピザには楽しい個人的な想い出が多い。
もちろん、鮨も食べるし日本料理もフレンチも行くのだが、まずは遥かなる旅路の入り口としてビザの名店を回ってみることにする。
次に、名店の基準は「食べログ百名店」から選抜してみることにした。
食べログ百名店とは、
である。
確かに、地元でも1度は聞いたことがある名店が並んでいた。
まずはここからチャレンジしてみる。食を通して世界を知る、そのはるかなる旅路を歩んでみよう。