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嬉野温泉旅行2~泉質が異なる感動の日帰り温泉たち

嬉野温泉での仲間旅。次は、「日帰り温泉」編。

嬉野温泉は、「日本三大美肌の湯」と言われる名湯。
とろとろとぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く含む重曹泉。皮脂や分泌物を乳化して洗い流すので、湯上りはつるつるスベスベの肌になるといわれるのですから、温泉は必ず入りたい!

早速、4人で日帰り温泉に向かいます。

椎葉山荘~大自然を堪能できる露天風呂が最高~

川の瀬音が心地よい(写真は公式HPより)

日帰り温泉1件目は、「椎葉山荘」の「しいばの湯」。

椎葉山荘は、嬉野温泉の温泉街からは少し外れた場所にあります。

嬉野温泉で配布されている観光マップ。椎葉山荘は中心街からは少し距離がある

観光センターの方から「景色が良く、浴槽も広いですよ」と一番におススメされました。

「車なら行けますね」と太鼓判を押されて出発。

嬉野温泉駅から温泉街中心を抜けて段々と細い道をうねうねと山の中に入っていきます。
「これは風情がありますね」「期待できる」と語り合う車中、到着前から期待が高まります。

椎葉山荘は、椎葉山のふもと、自然豊かな地にある旅館です。

嬉野温泉の老舗「大正屋」の系列で、大正屋系列ホテルに宿泊している方たちは、系列の温泉どこにでも入ることができるという特典もあるようです。

日帰り温泉は土日も可能で、1100円(税込)でバスタオルとフェイスタオルを1枚ずつ貸してくださいました。

冬至前のこの日、18時には既に太陽は山に沈み、吸い込む空気の冷たさにひやっとしながらたどり着いた建屋は、漂う湯煙に包まれています。

夜の露天風呂、到着した時刻はこの写真に似ていて雰囲気がとても良い(写真は公式HPより)

靴を脱ぎ受付を済ませ、畳敷きの廊下を歩くと解放感。

シャワーで体を洗い流し、冷えた身体を一刻も早く温めるべくお湯に飛び込むと、泉質は無臭でさらさら、熱すぎず適温で長く入ることができます。

露天風呂は、川のせせらぎと露天に注がれるお湯の音が心地よく、風にそよぐ樹々の優しいささやきに耳を傾けていると日頃の緊張が解けていきます。

内風呂も広くシャワーもたくさんあるので、結構な人数が入っても混みあった感がありません。

内風呂の広さも十分(写真は公式HPより)

ただし、ドライヤーには行列が発生していたので、集合時刻には余裕をもって上がりましょう。

椎葉山荘公式HPはこちら

吉田屋~モダン建築な高級旅館でつるつるお肌に~

食後「もう1度お風呂に」と立ち寄った2件目は「吉田屋」さん。

モダンな外観の吉田屋

創業90年の歴史を持ちながら、和モダンなインテリアで感度の高い外国人にも人気が高い旅館です。

日帰り温泉は22時まで受け付けているので食後の立ち寄りにピッタリです。

日帰りで利用できる大浴場「熊野湯」と「豊玉湯」の2つは、男女入れ替え制になっています。

この日の夜は広い「熊野湯」が女性湯に。

熊野湯には露天風呂があり広々(写真は公式HPより)

吉田屋さんのお湯は、わずかに香る硫黄臭と、とろとろした質感、肌にしみこむような浸透力があり、肌がつるつるになりました。

しいばの湯の泉質がさらさらだったので「あら、(事前調べに比べて)嬉野温泉のお湯は軽やかなのね」という感想を覆してくれる、これぞ嬉野温泉の真骨頂!

しいばの湯はさらさら、吉田屋はとろとろと、同じ嬉野温泉の中で泉質の違う2つのお湯が楽しめる、温泉好きには大満足!

夜の様子(写真は公式HPより)

上がった後くつろいだラウンジスペースには、名作と名高いチェアが並びインテリア好きにはたまらない。

この日、男湯だった「豊玉湯」は少し狭かったそう(写真は公式HPより)

吉田屋公式HPはこちら

「伝統」と「モダン」、「さらさら」と「とろとろ」。

異なるそれぞれの魅力を味わい、嬉野温泉の奥深さを堪能できた大大満足な日帰り温泉でした。

仲間旅で温泉につかると深い話もできる

温泉では、一緒に入ったつむつむ先輩の奥様、えらさんとじっくりお話ができたのも良い思い出です。

普段なかなか話をしないこと、自分のことも温泉につかりながらだとなぜかするすると話すことができました。

「裸の付き合い」と言いますが、本当にそう。

吉田屋さんでえらさんともう1人の旅仲間(eriehope(えりーほーぷ)さん)が話し込んでいて、湯煙の向こうにぼんやりと浮かぶ2人の背中も想い出に残っています。

人と温泉に行けば、深い話もできる。長湯もできて温まる。

仲間旅ならではの楽しみをまた1つ見つけました。

次は、嬉野温泉の「食」をお届けします。




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