副業を通してやっと見えた「自分、これ苦手だわ」
副業で得た圧倒的な知見の1つに「苦手なことを続けようとする会社員思考は役に立たない」ってこと。
「天啓」と言えるほど大きな気づき、悟り、enlightenment。
自分の場合で言えば「スライド作成」。世にいう「プレゼン資料」。
文章を書くのは好きなのだが、それをスライドに落とし込む努力の量に対して成果物のクオリティが圧倒的に低い。
具体的に言うと、文章で伝えられる熱量がそぎ落とされてプレゼンに載せる言葉のインパクトが弱くなる。
「弱いスライド」のインパクトの無さ、辛い。
サラリーマン人生では、「自分の得意」よりも「周りの期待」に応えられることを求められてきた。
自分の場合は更に渡り歩いた「部門の特性」と「飽きっぽい気質」がマッチして、専門性だったり「自分の得意」だったりが見えなくなっていた。
転職もしないから客観的に能力を評価することもなかった。
で、副業で「個人事業主」を名乗って稼ごうとしてぶち当たった「自分の得意って何?」問題。
「得意が何か」は見つからないけれど、「これは苦手」は無理してやらなくても生きて行けるって知った。
帳簿の記帳は苦手だから税理士さんにお願いしている。売上から見ればこのレベルでお願いするのはどうかと思うけれど、できないんだからしょうがない。
物販でも「メルカリで売る」はやらない。手間がかかりすぎるのとコミュニケーションコストが高くてしんどい。私には難しい。
皆「働いてい生きている」は同じでも、発揮している能力の方向性はサラリーマンと事業主では全然違う。体感してみて分かる。
「まぁ、Amazonでも提案書はWordだっていうし」という謎の言い訳をしながら提案書をWordに切り替えようとしている。
とりあえず提案書、書く。
自分の得意な方法で書く。