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ライフリンク・メディア報道・「かくれてしまえばいいのです」⑧

2024年9月2日午後6時放送のNHKラジオの番組「シリーズ 若者が生きやすい社会① 苦しむ若者の現状と声をどう拾い上げるか【Nらじ】特集」清水康之代表が出演しました。番組では「かくれてしまえばいいのです」の内容が紹介され、絵本作家ヨシタケシンスケさんがつくり上げた空間について「絵本の中に迷い込んだような世界観」と表現されました。清水康之代表は、まず子どもの自殺の深刻な状況を説明しました。続いて「かくれてしまえばいいのです」を構想した背景について、「自殺以外の選択肢があるよ、かくれてしまうという選択肢もあるんだよ、と子どもたち伝えたかった」と語りました。子どもや若者の居場所として新しいウェブ空間をつくった理由として①SNSや電話の相談体制を拡充しているものの相談に来てくれた人の半数以下しか対応できていない②そもそも大人に相談したくないと考えている子どもたちが少なくないーーという現状を挙げました。ウェブ空間の中で安心して過ごせるよう、様々なリスク管理をしていることも説明しました。


「かくれてしまえばいいのです」が朝日新聞の一面コラム「天声人語」で紹介されました。

先日、朝日小学生新聞が「かくれてしまえばいいのです」というサイトを紹介していました。生きているのがつらかったら「まずは1回、かくれてしまいましょう」。こっちへおいでよ、と優しく手招きされた気分です▼中には、しんどさをやりすごす「ゲーム自習室」や、体験談を読める「センパイ横町」などがあります。居心地のいい世界を案内するのは「むかんけいばあちゃん」。あなたとは無関係、だから何を話しても大丈夫と心をほぐしてくれます。親にも友だちにも言えないことを相談していい。そんなネット空間です


日本テレビが取材したヨシタケシンスケさんのインタビューが記事と動画で改めて紹介されました。2024年9月1日にアップされました。

デビュー作「りんごかもしれない」がベストセラーとなった人気絵本作家のヨシタケシンスケさんが、NPO法人とともにこどもたちの悩みに寄り添うためのサイトを半年前に作りました。生きるのがしんどいと感じている子ども・若者向けのWeb空間「かくれてしまえばいいのです」。 夏休みが終わり、不登校や自殺が増えるこの時期、自身も生きづらさを抱えるヨシタケさんにサイトに込めた思いを聞きました。

0:00 “いなくなることを選んじゃダメ”とは言わない
3:53 大きなテーマはなくたっていい
6:14 言われたくないことは何か…
8:41 夏休み明け 子どもたちに伝えたいこと
11:21 “いまつらい”“どうしたら良いか分からない”子どもたちへ
13:16 50年間相談できなかった僕でも


TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」で、ライフリンクの鈴木洋平・情報デザイングループ長のコメントが紹介されました。2024年8月26日にウェブ記事として公開されました。

「かくれてしまえばいいのです」という、子どもや若者のためのウェブ空間。
例えば、掲示板で自分のしんどい気持ちを書き出したりとか、あるいはAIを用いた相談対応をしてくれたりする。例えば「学校に行きたくない」というふうな書き込みをしたときに、「どうして学校に行きたくないと思ったのか、聞かせてくれない?」とか、「すごくつらいよね」とか、こういった形で話が続いて深めてくれるような形になっています。
これはちょっとリスクが高いなというふうなことをこちらで察知できれば、AIの方から、「こういう窓口があるから、ここ相談してみたらどうですか?」といった提案もするようにはなってます。
自分の気持ちをなかなか言葉にできないとか、言葉にできないからこそ相談できないみたいな感じてる人も一定数いるので、もうどんなことでも書き込んでいい。新たな選択肢になるかなと思ってます。


TOKYOFMの番組「ユージと吉田明世がお届けする 『ONE MORNING』」で「かくれてしまえばいいのです」が取り上げられました。モーニングヘッドラインのピックアップニュースのコーナーで、コメンテーターのダイヤモンド・ライフ副編集長、神庭亮介さんが、「むかんけいばあちゃん」の小話を紹介しながら「かくれがを持つことはとても大切」と指摘しました。2024年9月2日午前7時4分すぎから放送されました。


これからも「かくれてしまえばいいのです」の報道を随時紹介していきます。

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