ライフリンク・メディア報道・2011年3月
2010年から、3月が「自殺対策強化月間」と位置付けられ、官民あげての取り組みが始まりました。その内容は年々充実しています。2年目の「自殺対策強化月間」となった2011年3月のメディア報道を紹介します。
ライフリンクは3月1日、東京都とともに街頭で「自殺相談ダイヤル」の電話番号を記載したティッシュを配布しました(2011年3月2日、東京新聞)。
さらに、ライフリンクは3月5日、大規模イベント「いのちを支えるシンポジウム」を開催しました。これはライフリンクが、全国の自殺対策関係者のつながりを強化するため、全国47都道府県でシンポジウムを展開する全国キャラバンの1回目として位置付けられていました。イベントの最後には「出発式」も行われ、ここから全国キャラバンが始まりました。
各メディアも自殺の問題を積極的に報道し、社会に警鐘を鳴らしました。「対策とれば自殺者減る」の記事(2011年3月3日、東京新聞)では、清水康之代表のコメント「自殺は対策を打てば減るということを示している」が紹介されました。
「就職失敗の自殺増加」の記事(2011年3月3日、静岡新聞)では、清水康之代表のコメント「相談窓口の存在が苦しむ人に伝われば効果は必ずある」が紹介されました。
3月が「自殺対策強化月間」と位置付けられたことにより、社会全体で自殺対策に取り組む機運が高まっていきました。「自殺対策強化月間」ができた経緯については、「ライフリンク・ヒストリー」でも紹介しています。
写真は、ルーブル美術館の「サモトラケのニケ」
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