ライフリンク・メディア報道・2013年3月・4月
ライフリンクが就職活動中の大学生121人を対象に行った聞き取り調査の結果が注目を集めました。「約7割の86人が『就活に納得できないことや不満がある』と答えた。具体的には『不透明な採用方法』や『合格者にしか連絡がない』ことなどを挙げている」「自殺防止が目的の就活生調査は珍しい」(2013年3月30日、毎日新聞)▽「実際に就活に入る前から『本気で死にたい』などと考えているのは8・3%で、就活開始後は1・7%。『死んだらいろいろなことから逃れられて楽になる』と思っているのは24・2%に上った」(2013年3月30日、山陽新聞)などと伝えられました。清水康之代表のコメント「非常に多くの学生が自殺を考えているといえる。就活に追い詰められれているのではないか」「過度な期待を受けたり、解禁日より前に就活が始まる実態があったりして、学生は不安を感じている」(2013年3月30日、室蘭民報)▽「失敗すると、人格を否定されたと受け止め、親の期待に応えられないと申し訳なさを募らせる。自分の中に原因を求めるうちに精神的に追い込まれてしまう」(2013年4月8日、北海道新聞)も紹介されました。
コラム「政考政読」で、ライフリンクの働きかけによって、警察庁が月に1回、都道府県ごとに自殺者月別統計を発表するようになった経緯が取り上げられました。「2009年3月5日、この年の1月の月別統計が初めて発表された」「清水康之代表によると、『マイナス面で目立ちたくない』など自治体にありがちな横並び意識が刺激され対策に力が入るようになった』という」(2013年4月29日、岩手日報)などと伝えられました。
連載記事「保証人社会を問う」(2013年4月2日、毎日新聞)で、清水康之代表のコメント「事業不振に陥ると負債や過労、生活苦、家族間の不和などの問題を急速に抱え込む傾向にあるようだ。倒産や自己破産などの選択肢があれば逃げ道となるが、『連帯保証人に迷惑をかけられない』という思いがその逃げ道をふさいでしまう」「相談すれば事業は不振だと知られてしまい、取引を打ち切られたり金融機関の貸しはがしに遭うという不安があるのではないか」が紹介されました。
写真は、新潟県十日町の越後妻有里山現代美術館 MonET
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