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ライフリンク・メディア報道・「かくれてしまえばいいのです」⑨

「かくれてしまえばいいのです」が、毎日フォーラム2024年秋号に紹介されました。記事では、武見敬三・厚生労働大臣(当時)が、東京都内のライフリンクの事務所を視察した際の様子も伝えられました。また、「かくれてしまえばいいのです」が教育現場でも推奨されていることも報じられました。

視察では「かくれてしまえばいいのです」にも入室し「たけみ」というアバターでウェブ空間を体験した。「こっそりハッキリ発表ルーム」では、自らの思いも書き込んだ。視察後、同行記者団と会見し「子どもたちが簡単なゲーム感覚で上手に惹き込まれていく、そうした仕組みを子どもの気持ちがよくわかった童話作家に作っていただき大変ありがたい。こうした協力なくしては、あのような子どもの気持ちを惹きつけるようなソフトはできないだろうと思いました。協力をしてくださる方々に非常に感謝の気持ちを持ちました」と語った。

 子どもや若者に「かくれが」の利用を呼び掛ける自治体や学校、教育機関も増えている。東京都足立区は小学校5、6年生の児童約9500人、中学校の生徒約1万2000人の保護者を対象にメールで周知した。また、東京都内の13の小中高・大学、宮崎県宮崎市・都城市の小中高40校と看護専門学校、長野県の図書館など教育施設13カ所、岩手県の病院など公共施設5カ所をはじめ、秋田県、埼玉県、神奈川県、岐阜県、奈良県などの各種施設で「かくれが」のポスター、チラシ、ミニステッカーが掲示・配布された。「自殺のない社会づくり市区町村会」(参加320自治体)を中心とする多くの自治体もホームページで紹介している。


2024 年9月8日放送のTOKYO FM サンデースペシャル「いのち支える ラジオ」に、根岸親・ライフリンク副代表が出演し、自殺対策の現状や課題について説明しました。
パーソナリティはフリーアナウンサーの 篠原光さんが務めました。
前半は、根岸副代表と南山大学社会倫理研究所准教授の森山花鈴さんが自殺対策の現状や課題について話しました。森山さんは、かつてライフリンクの職員として自殺対策に取り組んでいました。
後半は、歌手でタレントの中川翔子さんが、いじめを受けた自らの体験を振り返りながら、生きづらさについて語りました。


2024年9月24日の宮崎日日新聞・一面コラム「くろしお」で、「かくれてしまえばいいのです」が紹介されました。

今のつらさに耐えきれない時は一度隠れてみよう、というコンセプト。参加は無料で個人情報の登録は不要。自分の気持ちを文字にしたり、ロボットと会話したり、ゲーム自習室で遊んだり、と自分の分身が九つの部屋を自由に行き来できる。

相談の場は増えてきたが、悩みを吐き出したい人もいれば、話したくない人もいる。話せない時だってある。それぞれの方法で、それぞれのタイミングで自分の心を守っている。相談窓口の前にある待合室のようなウェブ空間で、そんな思いにたどり着いた。


「かくれてしまえばいいのです」が、「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」を受賞しました。この賞は「地球環境や私たちの身の回りに生じているさまざまな課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指して行動している人たちを応援したい」と公益財団法人岩佐教育文化財団が主催しています。「かくれてしまえばいいのです」は、福祉の部での受賞で、子どもや若者のいのちを守る取り組みが評価されました。2024年9月30日の朝日新聞で紹介されました。


これからも「かくれてしまえばいいのです」の報道を随時紹介していきます。


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