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心が落ち込んだときに実践したい4つのこと

ここ数日、低調な日々が続いている。ぼくは、半年か1年に1度、こうしたモチベーションの不調に陥る。原因は時々なのだが、多くの場合、それは自愛が減ってしまったときに起こる。上期は大きなチャレンジと、仕事を進めるうえでの障害などがあり、かなり消耗していたのだと思う。

さて、久々の「はたらく人の心の省エネ」マガジンの投稿である。

この記事では、実際に低調なぼくが実践していることを4つ紹介する。それぞれ、5分、10分でおこなうことのできる簡単な実践方法ばかりである。同じ悩みを抱えていたら、ぜひ試してみてほしい。

外に出てウォーキングする

心が落ち込んだとき、ぼくたちは何もしたくなくなってしまう。でも、それに反して、外に出て軽いウォーキングをすることをお勧めする。

日光の下でのウォーキングは、脳内神経伝達物質のセロトニンを増やす働きがある。セロトニンは精神の安定に寄与する働きがあり、分泌が減ると、不安感や抑うつ気分が高まる。自然光のような強い光を浴びると、人間の脳内のセロトニンが増えるため、不安や憂うつが解消しやすくなるのだ。

呼吸を整える

呼吸を整えることで、ストレスホルモンであるコルチゾールを一定に保つことができる。実践方法は簡単だ。1,2で大きく息を吸い、そのあとできるだけ長く息を吐く。この呼吸法を一日に数回、3分ほど実践するとよい。

感謝する

今日起きたことに感謝するというおこないが、疲れる仕事に直面したときにエネルギーを補給する助けになることが研究によってわかっている。ぼくは、1日の終わり、就寝前に書き出すようにしている。脳をポジティブにしてから、眠りにつくことで安らかな休息をとることができる。

仕事から離れる

究極的には、仕事から離れて仕事のことを考える時間を少なくするとよい。ドイツのマンハイム大学の教授であるザビーネ・ゾネンタックによると、プライベートの時間にも仕事のことを考える人は、疲労が蓄積し、ストレスを感じる職場環境に直面すると、なかなか回復できなくなることがわかっている。

仕事をしていれば、こころの状態がよいときも悪いときもある。そして、ずっとよい状態でいなくてもよいし、それは不可能だ。そんな完璧主義を手放して、心が落ち込んだときに紹介した4つの軽い実践をゆるくおこなおう。


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勝又康仁 人事と組織開発 HR&OD
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