4.テントキャンプデビュー
ついにテントでキャンプデビュー!
焚火ができる場所を見つけ、ついに城南島海浜公園キャンプ場へ出かけます。
普通、キャンプ初心者はテントは持っていないと思うのですが、我が家はひょんな巡りあわせで家にやってきたColemanのタフドームというエントリーテントと寝袋が眠っており、3年ぐらい全く開封していなかったのですが、ようやく出番が来ました。
あとはお台場にあるWILD-1(ワイルドワン)というお店で、念願の焚火台を購入します。さんざん検討した結果、ユニフレームのファイアグリルにしました。ステンレスのソリッドな質感と、四本足の軽快なフォルムがとても気に入りました!そのほか、LEDランタンと椅子だけ2脚購入して、初回の調達は一旦終了!週末に向けて機運が高まります。
ついに当日。我が家は車を持っていないので、カーシェアで車を借りてきて、家の下に止め、マンションの上と下を何往復もして車への積み込みを完了します。出発だけで1時間ぐらいかかっており、空の雲行きもあまり良い感じはしませんでしたが、そんなことは気にならないぐらいワクワクしている私は、意気揚々とキャンプ場に向かいます!
設営は完了!しかし。。
テント設営は大分苦戦しましたが、何とかそれなりにキャンプっぽくなりました。キャンプチェアに身をゆだね、しばし屋外の時間を楽しみます。しかし、、この後、まったく想定外の展開が!ポツポツと雨が降り出したのです。
雨に完全に打ち砕かれる
ポツポツ降り出した雨は、大雨にはならなかったものの、夜が深まっても静かに降り続けます。テントの手前の小さな屋根の場所で焚火やBBQをやることも考えたのですが、煙が部屋に入ってくることも考えると、初心者の私たちにとっては心理的になかなかのハードルがありました。結局、焚火やBBQは諦め(泣)、近くのコンビニで最低限の食事とお酒を買って食べることに。
こんな状況でもおおらかに構えて、夕食を楽しむ妻子の存在がありがたく、私は家族にこんな週末を過ごさせてしまった自責の念を胸に、初めての寝袋で眠りにつきます。家族4人、初めてのテント泊でしたが、皆寝付きは意外と早く、夜は更けて朝を迎えました。
さわやかな翌朝
朝は、私だけ5時ぐらいに目覚めました。雨はやんでおり、湿気を含んだキャンプ場内の雰囲気は高原の朝のようで、とても良い雰囲気でした。
城南島海浜公園は、空港に近く飛行機の音が聞こえることと、周囲は工場やトラックが多いですが、それでも、都心からすぐの場所にこんな非日常感が味わえる場所があるのはいいな、と朝の散歩をしながら思いを巡らせていました。この時点では昨日の無念さは消え、静かな朝の雰囲気を味わっていました。
しぶとく焚火
家族はまだ寝ているので、私はチェックアウト前、何とか焚火台を使いたいという気持ちを抑えられず、一人で焚火にチャレンジすることに。買ったばかりのユニフレームのファイアグリルを組み立て、準備を始めます。
妻の焚火を一度は見たものの、まだこの時点では、焚き付けの小枝の重要性や、徐々に火を大きくしていくプロセスの重要性は理解できておりませんでした。
昨晩の雨で、キャンプ場内の小枝は完全に湿っており、使えそうにないので、私は着火剤を中央に置いて、大きな薪を2本くべて、これで行けるだろうと、火をつけたのです。
着火剤が勢いよく燃えはじめ、このままあの日見た無印良品の焚火が再び!と思ったのもつかの間、、着火剤が消えると火が瞬く間にしぼみ、一生懸命うちわであおいでも全く効果がありません。。
そして10分ほど苦戦した結果。。
私の2回目の焚火はあっけなく終わりを告げました。着火剤も使い切り、周辺の枝も湿っており、もう燃えそうなものはティッシュぐらいしかありません。着火剤をもってしても点火できなかった私は自信を喪失し、この日はこれで焚火を終えることにしました(泣)
我が家の初キャンプは、正直理想とは程遠いものではありましたが、それでも、家族で普段と違う所に来て、外の空気を感じて過ごせる週末は楽しかったです。私はこの後も、何度もキャンプ場に家族を連れていくことになります。
続きの様子はまた次回、書きたいと思います。