「Lifejacket Santa Project」始動します!
2020東京オリンピックの聖火リレーをきっかけに、香川県坂出市に85着の「ライフジャケット」を寄贈した「Lifejacket Santa Project」。ご縁がつながって、すでに3つの自治体での動きがスタートしています。「Lifejacket Santa Project」は、自治体に「ライフジャジャケット」を寄贈して「ライフジャケット・レンタルステーション」を開設していただく…という動きです。
正直言って、坂出の動きもスタートするまで、本当にそんなことが可能なのか…と思っていました。でも、動かなければ何も始まらない…と思って、一緒に聖火リレーを走った河野さんに連絡するところから始めました。ドキドキしたけど、河野さんががんばってくださって、たくさんの企業や個人の方からご寄付いただき、寄贈してくださいました。寄贈した「ライフジャケット」は、すでに学校等で活用されています。
なぜ自治体に「ライフジャケット」を…なのか。
それは、2012年に愛媛県西条市で起こった事故の裁判で「学校や園、子ども会などで、子どもたちを水辺に連れていく時に『ライフジャケット』を着用させることは義務」だという判決が出ています。つまり、準備していないと自治体が責任を問われるということです。
お住まいの自治体に問い合わせて調べてみたら分かると思いますが、実は、どの自治体にも十分な「ライフジャケット」はないのが現状なんです。義務なのに「ライフジャケット」がないんです。準備するのがものすごく大変なんです。
「ライフジャケット」が必要だってことがみんなに理解されてから、しっかりと準備をする…ということも考えられるのですが、おそらくそれだとものすごく時間がかかってしまいます。
全国的な動きとしては、すでにスポーツ庁さんも「令和4年度概算要求」の中で「ライフジャケットの活用」ということを取り上げてくださっています。しかし、全国の全ての都道府県、全ての市町村が予算をつけて、導入される…というのは、まだまだ時間がかかるはずです。
ただ、これまで活動してきて分かっているのは「まずは『ライフジャケット』があるからこそ意識が広がっていく!」と思っています。なので、できるところからやっていくことで、間違いなく守ることができる命があると思うのです。
坂出の動きを知った方から、住んでいる地域でやってみたいという声や、何かできることをしたいという声、そして、少しでも寄贈したいという声が届き始めていることもあって、「子どもたちにライジャケを!」でも、全国的な動きをスタートすることにしました!
できるとこから、やっていくことで、子どもたちの命を守る。
坂出の動きを始めた時と同様、この先どうなっていくのか、全くイメージがつかないのですが、動いてみます。もしかしたら、うまくいかないかも…ですが、やってみます。もしかしたら、この動きで守れる命があるかもしれないから。1つのライフジャケットで守ることができる命があるかもしれないから。がんばってみます。
目標は、まずは全ての都道府県47都道府県に「ライフジャケット・レンタルステーション」を作っていただくことです。ただ、いろんなお気持ちがあると思いますので、同時に1718市町村の全て、学校や園、子ども会へ…という動きも同時に募集してみたいと思います。
これは、お金を集める動きではありません。まずは、手を挙げてもらいたいのです。手を挙げてくださった方々、意思表示をしてくださった方々で「ライフジャケット」を共同購入し、みなさんのお名前で自治体に「ライフジャケット」を寄贈したいと思っています。ご協力どうぞよろしくお願いします!
お住まいの地域(都道府県、市町村など)、所属している団体(学校、子ども会など)等で、自分が中心になって「ライフジャケット」を寄贈する動きを作りたい!って方がおられましたら、ぜひ連絡してください!お待ちしております。みなさんもお住まいの地域に「ライフジャケット」をプレゼントしてみませんか?
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詳細&寄贈までの流れ
思いはただ1つ…子どもたちの命を守ること。
「子どもたちにライジャケを!」
http://lifejacket-santa.com/