【Voicy 「ライジャケRadio!」】#8 「人間の身体って浮くの?浮かないの?」
ライジャケサンタの「ライジャケRadio!」今日もがんばっていきたいと思います。「子どもたちにライジャケを!」の活動は「トナカイクラブ」のみなさんにサポートいただいています。
おはようございます。「子どもたちにライジャケを!」代表、庵治石細目「松原等石材店」3代目、ライジャケサンタ・森重裕二です。今日もがんばっていきたいと思います。
いや…「Voicy」7回目なんですけどもね。だんだんと、いろんな方からほんまにメッセージが届くようになりましてですね。ありがとうございます。やっぱ、この「Voicy」での発信の機会をいただける…ってことは、本当にありがたいことですけどもね。今日はちょっとその中で1個だけ、最初にちょっと紹介しておきたいものがあるので、お知らせしたいと思います。
それはですね…「子どもたちにライジャケを!」をかなり長いこと応援してくださってる方からのメッセージだったんですけどもね。近くの小学校で「ライフジャケット」のことを教えてくれ…と、教える人いないか…?という問い合わせがあったんだけども、いざやるとなると、どこでどう準備して、誰にどう聞いたらいいかわからへん…っていう話だったんですよね。
確かにそうや…とボク思ってまして、今、香川でがんばってます…って話してますけどもね。香川では「ライフジャケット」が、いつ、どこでも準備できるような環境を目指して、みんなでがんばっていて、教える人も、教えられる可能性のある人みんな集まってもらって、どういうふうにみんなで教えていくかっていうことを今議論してるんですけども…。
おそらく「ライフジャケット」を広げていくことを考えると、各地で学校とかで使いたい!っていうときに「ライフジャケット」があるかないか…とか、「ライフジャケット」のことを教えてほしい!というときに「指導者」の方がいるかどうか…っていうのが、すごいこれから課題になってくると思うんでね。またちょっとこの辺、みなさんで議論していきたいと思いますし、今そうやって、相談してるんですけども、これ関東の方のこの事例についてボクが今相談を受けてるんですけどもね。各地でいろんな、情報を持った方がいてくださると本当に嬉しいな…と思うんでね。ぜひ、みなさんで協力してね…これを乗り越えていくというか、いい形を作っていけたらいいなと思ってるんで、またよろしくお願いします。また、いろいろメッセージありましたら教えてくださいね。
今日の本題の方は、「人間の身体は浮くの?浮かないの?」っていう話をね、してみたいと思いますんで。どうぞよろしくお願いします。
はい!というわけで、人間の身体が浮くか?浮かないか?という話をしていきたいと思うんですけども、その前に、この活動してると、結構「溺れ」っていうのが意外と身近にあるということをすごい感じているんですよね。多分、ボクがこういう「ライフジャケット」の活動してるからやと思うんですけども、出会う方にいろんな話を聞くんです。結構多くの方が溺れたとか、溺れた人が近くにいる…とかいう話をされるんですよね。
例えば、小さい時に水にポチャンと落水したら、その瞬間に上の空の方が水を通してキラキラ光っていて、すごくキレイやな…と思って、手を伸ばしたけど水面に届かず…と思って、気がついたら布団の上で寝てた…という話を聞いたりとか…ですね。これもうほんまに溺れてしまって、気をちょっと失ってしまって、あとで目が覚めた…みたいな事例だと思うんですけども、これ本当に紙一重ですよね。こんな事例が多分多くあるとあるんやろうな…っていうことをすごく思ってます。
多分皆さんの身近でもこんなことと同じようなことあると思うんですよね。溺れた経験のある人って結構多いと思うんですよね。やっぱりそういう「溺れ」が近くにある…っていうことをね。みんなに知っといてもらうとかね。これから今から話すんですけど人間の身体が浮くか?浮かへんか?っていう話とかをね。ちょっと考えていってもらいたいなと思うんですけども…。
みなさんの人間の体ってどれぐらいいくかっていうのをご存知でしょうかね?
難しい問題なんですけども、ボクも、はっきり説明できるようになったっていうのはこの活動始めてから…なんですけども。例えば、もうめっちゃ「気をつけ」してる人間の身体をイメージしてもらっていいですか?めっちゃ「気をつけ!」ってしてるイメージ…。そのままで水にポチャンと入ったら、足の方が下の方にあって、頭の上にあったとしますよね。
水面より上にどれぐらい出るか?ってご存知ですか?みなさん。
これ聞くとね、よく「首より上が出る。」っていう話をされる方が多いんですけども…。実は、思いっきり息を吸うじゃないすか。吸ったら肺に空気たまるでしょ?そしたら浮き袋みたいになるんですけども…。その状態で、頭の上に水泳帽をかぶるのをイメージしてもらっていいですか?水泳帽をかぶってる、その水泳帽の部分だけが、水面より上に出るぐらいなんだそうですね。
この話すると、結構多くの方が思ってるより浮かへんねんな…ってことを言われるんですけども…。僕も最初そう思いましたよ。例えば、頭の上が出てる状態で手を挙げるとするでしょ?右手あげるとするじゃないですか?そしたら、その手の部分だけ出て、今度、頭が沈みますからね。ほとんど水より上に出ないんですよね。
これさっき言ったんですけど、息を思いっきり吸った状態で、それですからね。吐いたらどうなるか…っていうと…。これ、水泳のインストラクターさんに実演してもらったんですよ。もうそれも動画に撮ってるんで、また機会があったら見ていただきたいんですけども。吐いていくとね、人間の身体って沈んでいくんですよね。つまりね。息が吸えたらいいけど、吐いてしまった状態で水にポチャンと入ると浮いてこうへんってことですよね。ちょっと怖いんですけどもね。
これ、子どもが溺れてしまうような動画がインターネットでチラチラとあるんで、また見てもらったらわかるんですけども、ちっちゃい子が大きいプールに間違えてポチャンと入ってしまってね。1回も水面より上に上がってこうへん…というような動画もありますからね。そう考えると、さっきも「溺れ」が身近にある…っていう話だけども、例えば、自然の水辺のところで間違ってポチャンて入ってしまって、同じような状況になったら、水が濁ってたとしたらもうどこにおるかわからへん…、探されへん…ってことがあり得るやろな…っていうことを思っているんですよね。
なので、人間の身体ってあんま浮かへんねんでっていうことを…、子どもたちに浮くっていうことを教えるっていう考え方もあるんやけど、僕は「浮かへんこともある。」ってことを教えてあげてほしいな…っていうことも、両方教えるべきだと思うんですけども、「浮かへんこともある。」ということも教えてあげてほしいな…と思っていまして。やっぱ「ライフジャケット」着ける…ってことをね。子どもたちの中にしっかり選択肢として持たせてあげてほしいな…ということを思っていますね。
「ライフジャケット」がないときはね。しっかり息吸って、仰向けになって口の部分だけ出したら浮いてられる…ということも、やっぱ教えていくべきだと思うんですけどもね。その前にやっぱり準備できることはしっかり準備して「ライフジャケット」を準備して、水辺に遊びに行くっていうことを教えてあげてほしいなと思うんですよね。
これはやっぱ、大人が積極的に伝えていくしか方法はないと思ってますね。子どもたち勝手に学ばないんでね。去年のことなんですけども、香川県の方で、すごいたくさんの学校で「ライフジャケット」を着けるっていう学習をね。海上保安庁とか、香川大学、B&Gなど、県教委を中心に県の教育委員会を中心に「ライフジャケット」推進事業っていうのをね、やってくださったんですけども…。それが報道されたニュースの番組見てたらね。
参加してた子が感想を言ってたんですけどもね。「『ライフジャケット』を着けたら”浮く”っていうことがよくわかったので、『ライフジャケット』をつけないで水辺に遊びに行くときは、気をつけたいと思います。」って言ったんですね。これ、すごいな…と思って見てたんですけども、”浮く”ってことがわかったら、普段は気をつけなあかん…ってことがわかってるってことなんですけども、やっぱり”浮く”っていうことを経験するっていうことはね、同時に”浮かない”ということを理解するっていうことなんやな…ということがわかったんですよね。
やっぱりぜひ「ライフジャケット」を一度でもいいから、子どもたちに経験させてあげてほしいし、遊びに行くときは大事な選択肢の一つなんだということを教えてあげてほしいなと思ってます。
とにかく「溺れ」というのが、みなさんのほんまに身近にあるっていうことをイメージしておいてほしいんですよね。遠くにあるものでなくて、遠くで報道されるニュースに出てくるものじゃなくて、本当に近くの子どもたちが溺れるリスクに近いところにある…っていうことを思っておいてほしいなと思うんですよね。紙一重で助かる…っていう事例が多いんだけども、本当に紙一重で、何か事故に遭って悲しいことになってしまう…ということがあったらですね。本当に取り返しつかへんし、僕は「ライフジャケット」着けてたら守れる命があると本気で思ってるんで、そういう子どもたちを見守るときのスタンダードに「ライフジャケット」がなっていくことに本当に心から願っています。
「ライフジャケット」をね広げるっていうこととか、いつでも準備できる環境を作っていく…っていうことについて、またボクも頑張っていきたいと思いますんでね。みなさんもぜひご協力よろしくお願いします。そして「ライジャケRadio!」ね、皆さんと一緒に盛り上げていきたいなと思ってるんで、ぜひさコメントを、メッセージいただけたら嬉しいし、ぜひフォローしていただけたら嬉しいなと思ってますんで、どうぞよろしくお願いします。というわけで今日はこの辺で終わりたいと思います。
思いはただ1つ…子どもたちの命を守ること。
どうか1人でも多くの方にメッセージが伝わりますように…。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。