#35「”もの”が”こと”を動かす!」
ライジャケサンタの「ライジャケRadio!」今日もがんばっていきたいと思います。「子どもたちにライジャケを!」の活動は「トナカイクラブ」のみなさんにサポートいただいてます。
おはようございます。「子どもたちにライジャケを!」代表、庵治石細目「松原等石材店」3代目、ライジャケサンタ・森重裕二です。今日もどうぞよろしくお願いします。
あのですね、週末の「かっぱのふうちゃん」パネル展が近づいてきまして、だんだんといろんなところで話が出てくるようになりまして、チラシもまだうちにだいぶあるんで、「チラシ配りましょうか?」とか、うちの子が通ってる幼稚園なんかは「みんなで遠足がてら見に行きます。」という話をしてくださったりとかですね。「ライブ、申し込みましたよ。」っていう話も耳に入ってきてるんで、おそらく最初の定員の30は超えてくるかと思うんですけども、最大40みたいなんで、来てくださる方は、早めの申し込みをよろしくお願いします。
こんな人数制限のあるライブとかのことについて、人数オーバーするかも…みたいなお知らせができることが、ちょっとありがたい話ですけどね。よろしくお願いします。どうか盛り上がりますように…というわけで今日はですね、ちょっとまだ考えてる途中の部分もありますけど、「”もの”が”こと”を動かす!」という話をしてみたいな…と思います。最後までおつき合いどうぞよろしくお願いします。
はいというわけで、今日は「”もの”が”こと”を動かす!」という話をしてみたいなと思っているんですけどもね。この話は一番最初に思ったのはですね。実はこの「子どもたちにライジャケを!」の活動は16年目に入るんですけども、去年で15年やったんで、今年で16年なので17年目に入るんか…まあまあやってますね。これ。
ずっと「ライフジャケット」のことを伝えてきたんですけども、なかなかあんまり動いていかへんなというか…。伝わってるけど、動いていかへんな…みたいな感じがあったんですが、2年前に香川県教育委員会さんが、「ライフジャケットレンタルステーション」をスタートします…という告知をしてくださったんですね。これ県内の企業さんの方から寄贈いただいた「ライフジャケット」の貸し出しをスタートします…っていうチラシを撒いてくださったんですけどね。そしたら何が起こったかというと、予約が殺到した…という話ですよね。
たぶん今、寄贈したとこも「ライフジャケットレンタルステーション」って、活用されるんかな…みたいに同じように思っておられると思うんですけども…。そんな心配の中チラシを撒いて、告知してくださったら、1日で夏までの予定が全部埋まるという大変な事態が発生してしまったんですよね…。
このときに明らかに思ったのが、”もの”を用意することで動いていく…っていうことがわかったんですよね。だって、それまでも教育委員会さんは、水辺の安全のことを気をつける指導をしてくださいね…とか、「ライフジャケット」は着用させてくださいね…ということを、ちょこちょこ言ってきてたはずなんですけども、”もの”を用意して貸し出しします…って言った途端に、一気にその理解が広がったりとか、それが動き出したからこそ、香川県ではいろんなとこで話題が広がって、例えば貸し出ししたときにどう指導していくか…っていう話が進んできたりとか、もっと寄贈したい…という企業さんが現れたりと、どんどんどんどん広がっていくという事態が発生してるんですよね。
やっぱり具体的な”もの”があって初めて”こと”が動いていくんやな…ということ、特に「ライフジャケット」に関わったようなことなんですけども、動き始めたなっていうことを実感しているんですよね。なので、クラウドファンディングさせていただきました。ちょっとこいつクレイジーだなって思った方もいると思うんですけど、46都道府県にライフジャケットを入れるという企画でスタートしたんですけど…。
結果、7県にこれから「ライフジャケット」のレンタルステーションをのための寄贈しますけど、ただただ寄贈する…という話だけでは実はなくて、もう既に「ライフジャケット」を寄贈します…っていう話をもとにして、この7県の方々と話をして、例えばホームページで「ライフジャケットレンタルステーション」のことを告知してもらうとか、県内の小学校、幼稚園、子ども会などに必ず告知していただく…っていう話とか、なんでそういうことが必要なんかっていう話とかをきちっと説明したんですよね。資料も用意してるんで、資料を渡したりとかさせていただきました。
で、県の責任で「レンタルステーション」が開かれるということですよね。これ「寄贈する」という”もの”の動きがあったからこそ、ここまで話が進んでると思うんですよね。当然、みなさんのクラファンで支援をたくさんいただいて動き出せたことではあるんですけども…。とにかく”もの”を用意して、アクションを起こすことで、その付随する動きが広がっていく…っていうことが、香川県と同じように7県でスタートしていくんですよね。
今度はこの7県で、「ライフジャケット」がどういうふうに活用されていくか…ということについて、僕の方からもアクションを起こしていきたいと思うし、7県の中の知り合いの方々に、とにかくアクションを起こしてほしい…ということを話していこうと思うんですけども、これでアクションが広がっていけば、またそこで議論が起こってくるということですよね。なので、やっぱり”もの”が入るっていうことがスタートになって、そうやってもう”こと”が動いていってるってことはもう間違いないですよね。
だけどこれ、例えば”もの”が何にも寄贈されてなかったら、僕は多分この7県に対して、何かアクションを起こす…ってことはできなかったはずなんですよ。多分。当然、香川県に対しても何もできてないはずですよね。なのでやっぱり「ライフジャケット」のことに関して言うと”もの”っていうことがキーワードになりますよね。「ライフジャケット」そのものがあるかないか…。まずは「ある」ということ。その「ライフジャケット」を用意するってことですよね。
そんなジャケットを用意するために、「用意してください!」って言って、「あなたが用意してください!」という形でアクションを起こしてもなかなか動いていかないんですけども、「こっちで用意しましたよ。どうぞ!これを一緒に活用しましょうよ!」という形にすると、これだけ”こと”が動いていくってことですよね。で、具体的に今47都道府県の中で8県で、「ライフジャケットレンタルステーション」がこの夏でスタートします。香川も入れるとね。ということは8/47が動くってことですよね。
なので残ってる8/47やから…39の都道府県の方々に、今度話するときは、「8県で『ライフジャケットレンタルステーション』が動いていますよ。」、「こんな形で活用されているんですよ。」とか、責任とか、裁判の判例とかってこういう形ですよ…っていう話になってくると、去年ボクがシーズンオフに46都道府県に連絡したときと、またニュアンスが変わってきますよね。おそらく、聞き手側にとっては、何にもないところにスタートして、何もないところで受け入れてくれませんか?という話するのと、もうすでに8県で動いて活用されていますよ…という話で、話をしていくのとではちょっと話が違いますからね。
ただ、ボクが今後、クラファンをできるか…どうかということは、ちょっと未定です。たくさんの知り合いの方に、たくさん支援いただいたんで、そこばっかりに頼るわけにもいかないんでね。なので今、例えば、出会う議員さん議員さん、国会議員の方とかにも、ボクがこれだけのことをやっていて、みんなの支援でこれだけのことで動いてるけども、これは本当はボクがやることじゃないんじゃないですか?と…。しっかり国で予算つけてもらったり、県で予算つけてもらったりすることではないんですか?っていう話をね。今までも散々話してきてるんで、結構強めに話したんですけども…。
これも、実は”もの”入って”こと”が動いた…、”もの”が入ったっていうきっかけで動き出したことでこうやって強く言える…ということが、自分の中で思うことですね。やっぱり、こういう活動とかこういうメッセージっていうのは、思いとかメッセージの中身とか、そんなんも確かに大事なんやけども、やっぱり一番最初に大きく”こと”を動かしていくのは”もの”。つまり「ライフジャケット」そのものをしっかりとまず準備するというところからのスタートかなと思うんですよね。
なのでこうやって全体が動いていくことも当然そうなんですけども、例えば、目の前に子どもたちがいるときに「気をつけようね。」っていうことを言うよりも、まずは「ライフジャケット」そのものを準備していってあげる…ということについて、またみんなで議論していけたらいいんちゃうかな…と思っているところです。
今日はですね。「”もの”が”こと”を動かす!」という話をしてみたんですけども、いかがだったでしょうか?ぜひ、コメントメッセージいただけたらね、また答えていきたいと思いますし、議論していきたいし、話題を広げていけたらいいな…と思ってるんでご協力よろしくお願いします。今日これで終わりたいと思います。
思いはただ1つ…子どもたちの命を守ること。
どうか1人でも多くの方にメッセージが伝わりますように…。
今日は最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日。