【続】「ライフジャケット」を持つことは「リスク」なのか?【Vol.2】
「子どもたちにライジャケを!」の「ライジャケサンタ」です。
今日は、1つ前の「『ライフジャケット』を持つことは『リスク』なのか?」という記事の続きです。記事はこちら。
この記事に対して、読んでいただいた方から、メッセージが届きました。
だいぶ前に地元の釣り具チェーン店に女性、子供対象のハゼ釣り教室、管 釣り教室のアイデアを話したことがありました。
その時に、ライジャケの話が出て、釣り具店ではイベント枠か備品枠かなんかでライジャケが買えるようでした。
一度買ったライジャケは保管して来年度更に拡充出来るって事で、そこに行政も絡めて企画すれば、釣具店主催の水辺の教室が開けるってやり方もあります。
釣具店も、釣り教室などで「ライフジャケット」を購入したり、管理したりしていることがあるんだ・・・ということを知りました。そこに行政を巻き込んで安全教室などができればおもしろい・・・というメッセージでした。
しばらく考えていたら、「なるほど!」と衝撃が走りました。
これまで「子どもたちにライジャケを!」では、行政が「ライフジャケット」を準備して、管理して、レンタルする・・・というイメージで、いろんなところでいろんな話を提案してきました。
なぜかというと、学校や子ども会で「ライフジャケット」を着けさせようと思って準備をしようとしても、なかなか準備ができないから・・・です。行政が準備をして、管理をしていれば、学校や子ども会で使う時に、きちんと準備をすることができるからです。
本来であれば、子どもたちのために予算をつけて、「行政」が購入、管理して、活用できるようにしていく・・・というやり方がいいと思っています。というか、それが必要だと思っています。
ただ、多くの「ライフジャケット」を持つことは「リスク」・・・というか、なかなか難しいことも考えられます。整えるまでに、少し時間が必要・・・ってこともあります。
「ライフジャケット」についての理解を広げていくためのスタートとして、工夫したカタチでの啓発や、レンタルできる場所の整備をみんなで広げていけたら・・・と思いました。
昨年、「かがわSATOUMIライフジャケットレンタルステーション」を開設していただいた時は、
「企業」から出資・寄付していただいた「ライフジャケット」を、「行政」が管理し、貸し出しをする。
というやり方でした。
これは「香川モデル」として、香川県内でさらに拡充していけるように、関係する方が各地での呼びかけをがんばっていただいています。
しかし、いただいたメッセージを読んで、
「企業」が出資・管理しているものを、使っていないときに「行政」と連携してレンタルとして活用する。
というモデルも作れるかも・・・ということがイメージできたのです。
釣具店などの企業が活用している「ライフジャケット」を、有効に活用させていただくことができれば、さらに可能性が広がる・・・ってことに気が付いたのです。
おそらく、釣具店などで「ライフジャケット」を使うのは、主に週末。「子どもたちにライジャケを!」でも、「ライフジャケット」のレンタルをしていますが、約95%程度が週末に活用されています。
しかし、学校等で活用する場合、ほとんどは平日になるはず・・・。
子ども会などは、週末になることもあるとは思いますが、空いている時に学校等で有効に活用することができれば、素晴らしいモデルになると思ったのです。
どうか、各地でいろんな形で、もしもリスクがあるならば、それはできるところで少しずつ引き受け合って、子どもたちがアタリマエに「ライフジャケット」を着けることができるための環境を整えていけたら・・・と思っています。
こんなやり方で動いています!ってことがあったら、ぜひ教えて下さいね!また、ご意見がありましたら、ぜひお願いします。お待ちしております。
この「note」をきっかけに議論が深まることを願って・・・これからも発信を続けていきます。どうぞよろしくお願いします。
思いはただ1つ・・・子どもたちの命を守ること。
「子どもたちにライジャケを!」
http://lifejacket-santa.com/