日記 2025/01/20〜2025/01/26 The Genetic Method

2025/01/20

 昨夜は2時半頃に一度目が覚め、それから中途覚醒を繰り返した。まだまだ症状改善には至っていない。

 昨日は久しぶりにサーキットトレーニングを行った。10分程度のトレーニングだが、言うまでもなく、今日は体全体が筋肉痛でぱんぱんに張っている。それは心地よく、数年前に毎日宅トレをしていたときのことを思い出させる懐かしい体の反応だ。久しぶりにしてはしんどさもありながらも、それだけではない気持ちよさの中でトレーニングできたので、体の負荷としては問題なくこれからも続けていけそう。あとは心の、意志の問題である。

 ところでコロナ禍のときに宅トレをしまくったので、そこでいいと思ったYouTubeの動画はプレイリスト化して保存していたのだけれど、昨日確認したところ、まだ観られる動画もあったが、半分くらいは動画が削除された状態になっていた。保存していたのはある程度効果を実感できた信頼していたトレーニングだったので、なくなったのは痛い。これからトレーニングを再開するにしても毎日同じメニューだと飽きてしまうし、違う部位を鍛えたり、違うアプローチでトレーニングしたい気持ちにどうしてもなるので、また改めてトレーニング動画を見つけなければならない。

 とりあえず、まずは一週間だ、一週間続けばまた新しいトレーニング動画を漁ることとしよう。

 ところで、discordでは久しぶりに音楽のピンポンも行った。僕は日本の音楽を中心に選んでいたのだが、ピンポンの流れがニュージーンズに合いそうだったので、スペイン語と日本語の交換サーバーではあるが、初めてニュージーンズの曲を入れた。相手はペルー人だったのだが、弟がニュージーンズ好きだったらしく、チャットでjeansforfreeと打ってきて、おぉ!となり、それからニュージーンズのピンポンとなった。東京ドームでハニがカバーした青い珊瑚礁も。楽しいピンポンとなった。

2025/01/21

 よく眠れたとは言えないが、朝起きたときにしっかりと寝た感覚があった。中途覚醒は5、6回といったところか。

 昨日は行き帰りともに歩いて自宅オフィス間を移動。早歩きで計1時間ほどの運動にはなるが、それだけでは体重減少を見込めないことはこの1年で分かりきっているので、帰宅後すぐに軽い筋トレ。なかやまきんに君の世界で一番やさしい筋トレだ。一時期は毎日のように行っていたトレーニングだが、久しぶりにやると、見た目以上にずっとキツい。10分でもそこそこ体、特に上半身への負荷を感じる。テレビで見ながらのトレーニングだったので、娘も一緒になってトレーニングした。

 思い返せば、宅トレをやっていたのはコロナ禍入ってすぐのことで2020年2月頃だ。そのときは娘はまだ1歳半とかだったと思うが、見様見真似で僕の横で一緒にトレーニングをしたものだった。最後になかやまきんに君と一緒に「パワー」とも叫んで、娘と一緒にトレーニングをすることは楽しかったし嬉しくもあった。トレーニングを始めて1年もすると、トレーニングをする僕の姿が当たり前になったからかテレビに映し出される映像にも見向きもしなくなり、一緒に「パワー」とも言ってくれなくなったのだが。その後テレワークが解除され、宅トレをする機会は減っていった。

 昨日は本当に久しぶりのなかやまきんに君の筋トレだったが、テレビに映し出してトレーニングを始めると、娘が嬉しそうに僕の横にきて一緒にトレーニングを始めた。キャハハキャハハと大笑いしながら。一連のトレーニングが終わっても娘は横にいた。なかやまきんに君の「パワー」を待っているのだ。なかやまきんに君の「パワー」とともに2人で一緒に力瘤を作り、叫んだ。数年ぶりのことだったが、一緒にトレーニングするのはやはり楽しい。

 この数年で成長した娘は、多くの動きができるようになっていた。以前ははじめの軽いスクワットの動きだけだったものが、他の動きもできるようになっていて、特に腕を捻る動きはダンス教室でもやっているとかで得意気にやっていた。たしかに腕はすごい捻られていて、絞った雑巾のように綺麗な形だった。関節やらが柔らかいんだろう。

 とりあえず2日。まだ三日坊主の域にも達していない。今日はスペイン語教室で帰宅が遅くなるので、今日宅トレを行えるかがトレーニング継続できるかの一つの山となる。

2025/01/22

 Garth Hudsonの訃報。The Bandのオリジナルメンバーはみんないなくなってしまった。

 Garth と言えば、やはり2013年の来日が思い起こされる。そのときにはまさかGarthが単独で来るとは思いもしなかったので、来日決定の報には驚いたものだった。しかも奥様のSister Maud Hudsonを従えてくるのだという。Levon Helmも晩年は何度か来日の噂もあったが、結局来日は叶わず、The Bandファンにとっては待望のというのか、予想もしていなかったThe Bandメンバーの来日だったと思う。

 僕の記憶では確かフジロックの出演が決まり、その後単独公演が開催されることも決まったはずだ。当時は既に福岡にいたのでフジロックも東京の単独公演に行くこともかなり金がかかってしまうなぁとは思ったが、迷うことなく行くことを決めた。フジロックと単独ではセットリストはさほど変わらなかったように記憶しているが、どっちとも行ったのは大正解だった。というのも、単独公演では、終演後にGarthがステージにもう一度出てきてくれて、みんなにサインをしてくれたから。ステージ上とは違うGarthの姿を見ることができたのだ。そのときにGarthと目が合い、うわぁGarthが目の前にいると思った。何かもごもごと言っていたような。横にいた人は僕よりも年上で、たぶんリアルタイムにThe Bandを聴いた人らしく、Garthにサインをもらうときに手がめちゃくちゃ震えていた。

 フジロックでのGarthのライブも忘れることができない。Garthの出演日は雨が酷く、そのせいでだいぶ気温も低くなっていて、その前のDANIEL LANOISを見ていたときに震えが止まらなくなってしまった。一番前に陣取って観ていて、DANIEL LANOISのライブもなかなか観られるものではなかったし素晴らしかったのだけれど、震えと寒気は酷くなるばかりで、身の危険を感じるほどだった。これはGarthを観られないかもしれないと覚悟した。DANIEL LANOISのライブが終わって、Garthを待つ時間も震えは続いていたが、ステージが始まるまでの間、横にいた人が話しかけてくれて気が紛れた。その人もThe Band好きだったようで、The Band関連の話をしたように記憶している。

 待ち時間をなんとか堪え、いよいよGarthの登場。まさかの和太鼓から始まった。Garthが出てきた瞬間に震えが一気に治まったというのか、震えがあったこと自体を忘れていた。そこからは終わるまで一瞬だった。The Bandの曲がどんどん出てくる。「It Makes No Difference」「Don’t Do It」「Tears Of Rage」「The Shape I’m In」、そしてみんなが大合唱した「The Wight」。 Garthといえばおなじみの「Chest Fever」ももちろんやっていた。Maud Hudsonは確か車椅子だかで出てきたのだったか、若い頃の写真からは想像できないどっしりとした見た目になっていて、しかしその大きい体から出てくる歌声は凄まじい迫力があった。

 後追いでThe Bandを好きになった僕にとって、実際に目にすることができたのはLevonとGarthだけだった。それでもその2人に、しかもどっちも間近で観ることができたのは何にも代えがたい体験だった。The Bandの音楽は、最初に聴いたその日から僕の全てを変えた。聴く音楽、読む文学、そしてファッションさえも。髭を蓄えだしたのもThe Bandに憧れてのことだ。今もなお、僕の価値観の中心にはThe Bandの音楽が常にあるし、人生の指針のようになっている。

 GarthはThe Bandのメンバーの中でも最年長だったが、最後まで生きたはGarthだった。間近で見たときも黒魔法使いのようで、ロード・オブ・ザ・リングにでも出てきそうな見た目だったから、そんな人が亡くなったというのは信じられない。
 
 高齢であったにもかかわらず日本に来てくれて、姿を見せてくれたことには感謝しかない。

 心からご冥福をお祈りします。

2025/01/23

 昨日はThe BandやらBob Dylanを聴きまくった。今日はNorah JonesとかBobby CharlesとかのGarthが参加した作品を聴きたいと思う。

 そういえば、昨日「Stage Fright」を通しで聴いていて、「Time To Kill」のドラムにニヤニヤしてしまった。Richardのドラムだ。LevonはRichardのドラムは自分よりもいいくらいに素晴らしいと発言していたように記憶しているが、「Time To Kill」のドラムは唯一無二である。ドタバタした感じといえばいいのか、愛嬌があって独特のリズムが生まれている。Levonのドラムとは全く違う。そのドラムの音だけで何度でも聴きたくなる。しかしアルバムではRichardがドラムを叩いているが、ライブの音源を聴くとどうやらLevonが叩いているように聴こえる。僕はLevonのドラムが世界で一番好きなドラムなので、Levonであっても大歓迎ではあるが、あのドタバタ感をライブ音源で聴いてみたかった。

 これまではGarthがいるからと思っていたが、もうGarthもいない。再結成後のメンバーはまだ残っているが、聴くのは再結成前のアルバムが圧倒的に多いので、聴くと寂しさが込み上げてくる。Levonが亡くなったときにはだいぶ引きずったし、Robbieの死もショックだったが、Levonと同様にGarthも実際に生で見た経験があるだけにショックは大きい。

 しばらくはThe BandやGarth が参加した音楽を聴こうと思う。

 トレーニングは今のところ続いている。スペイン語教室の日も、帰宅してすぐにリビングに向かいテレビをつけ、間髪入れずにトレーニングを行った。たかだか10分程度ではあるが、仕事やスペイン語教室のあとではその10分すらもしんどい。何も考えずに帰ったらテレビをつけてトレーニングをする、とすればできないことはないのだ。

 とりあえず三日坊主は阻止した。次のステップは一週間継続。今度の鬼門は土曜日だ。土曜日は妻と娘がダンス教室に行っているあいだに友人と家で飲む予定にしており、その後は焼肉に行く。食べすぎ、飲みすぎはある程度仕方がないにしても、トレーニングはどうにかしてやりたい。友人たちが来る前にやってしまうしかないということで時間はあるが、やり忘れないようにしないといけない。酒を飲んでしまってはできないだろうから。

2025/01/24

 朝から頭痛。偏頭痛っぽい痛みだが、明日は焼肉で来週は東京へ行く予定がある中、嫌な痛みだ。風邪などの症状であれば、いっそのこと東京へ行くまでに発症して治ってほしい。

 昨夜は寝られた感覚はあったが、やはり朝方に何度も覚醒した。その覚醒の途中で左眼の裏あたりに違和感が出て、それが頭痛となった。これは本格化すると吐き気というのか、確実に嘔吐を招くので、できれば本格化はしてほしくないのだけれど、うーんどうだろう。痛み的には五分五分といったところか。明日には治っている可能性もある。仕事が終わるまでは症状が酷くなることはなかった。

 今日はグループ会社の人がきていたので一緒にランチ。昼から焼肉。うまかったし、初めてオフラインで会った人ばかりで話していて楽しかった。ホークスファンの方もいて、ホークスの話で盛り上がった。しかし明日も焼肉だ。焼肉焼肉。そんなに焼肉が好きなわけでもないのだけれど、続けて食べることなんてないし、まぁいい機会。ただ心配なのは体調のことである。頭痛と、焼肉を食べたあとの腸の調子。もう予定が入っているので美味しく食べるしかないのだけれど。

 しかし一日忙しく、体調のことを気にする余裕もなかった。次から次へ初めて見る案件ばかりが飛び込んできてあたふたした。頭が疲れた。体も疲れた。

 今日はあまりポジティブになれない。こんな暇もあるが、暗い日記だなぁ。

2025/01/25

 頭痛はうっすらと残っている。昨日は左目の奥が痛かったが、今日は右目の奥が痛い。中途覚醒にはもう慣れた。中途覚醒の回数は増えてはいないので、悪化していないだけまだいいと考えるしかない。
 既に花粉も出ているらしく、毎日歩いていることで、鼻炎が出てきてそれが影響して目の奥に痛みが出ているのかもしれない。原因はなんであれ、今体調が悪くなるのは勘弁してほしい。東京に行けなくなってしまう。僕が行けなくなったところで、東京でコンサートに行く予定の妻と娘は問答無用で行くのだろうけれど。僕は僕で坂本龍一展に行ったりfuzkueに行ったり、あとは友人2人と飲む予定がある。

 今日は昼から家飲み、そして夜は焼肉だ。ふるさと納税でもらったビールがまだ結構残っているのだが、家で一人で飲むことを控えているのでビールは一向に減らない。今日は友人2人にたくさん飲んでもらわなければいけない。僕はあまり飲むつもりはないが、気休めかもしれないけれどとりあえず一番高いヘパリーゼを飲んだ上で、水を飲みながらゆっくり飲みたいと思う。二日酔いだけはもうこりごりだ。

 Garthが亡くなって以来、聴いている音楽はほぼThe Bandだが、これはThe Bandの音楽に出会って以来ずっと感じていることではあるけれど、The Bandの音楽は聴く度に新たな発見がある。間違いなくこれまでで一番聴いた音楽ではあるが、聴いても聴いても聴き飽きることなんてない。3人のボーカルの掛け合いは言わずもがなだが、Levonのドラムにはいつも心を奪われるし、跳ねるRickのベース、キピキピと鳴るRobbieのギター、Richardのドタバタドラム、そしてすっと入ってくるGarthのキーボード。歌詞も素晴らしい。僕の人生で幸運だったことの一つは、若かった頃にThe Bandに出会えたことであることは断言できる。

 さて、間もなく友人たちがやってくる。

2025/01/26

 昨日の家での飲み、そして焼肉は楽しかった。
 18時に玄風館で予約していたが、家で飲み始めたのは16時前だった。あまり時間もなかったが、その間に我が家にあったビールは6本消化できた。1人2本程度のものだが、複数人で飲むと酒なんかすぐになくなるものだと思った。あまり飲み過ぎることもなく、我が家にあるMETAFIVEのライブ、ジョージ・ハリスンのバングラデシュコンサート、細野さんの狭山でのコンサートをそれぞれ少しずつ観ながら飲んだ。
 
 17時半に家を出て玄風館へ。二度目の玄風館だったが、辛みのあるタレはとても美味く、年々肉を食べるともたれやすくなっているのだけれど、あのタレをつけると箸がどんどん進んだ。マッコリのボトルを取って、3人でそれを分け合いながら飲み、酒を飲みすぎることもなく美味しく肉を食べることができた。

 家では全く酒を飲まなくなり、あとは友人や同僚と一緒に飲むときにどれだけ上手に酒と付き合っていくかということが課題ではあるが、昨日は良い感じに量を抑えて飲むことができたように思う。二日酔いは一切ない。
 完全に断酒してもいいくらいの気持ちはあるのだが、友人と一緒に過ごすときには酒を飲むとより楽しく感じるのは事実で、だから今のところは誰かと一緒にいるときだけ良い感じに飲めるようになりたい。調子に乗って二日酔いになるまで飲むことがないように。誰かと一緒に飲むとついつい飲み過ぎてしまっていたが、昨日のように飲むことができれば、ほどほどに酔って楽しく過ごせることができる。昨日の酒の量を一つの基準として考えるようにすればいい。ビールであれば3杯程度といったところか。数年前に比べると物足りなさを感じるが、普段飲まない僕にとってはこれが適量で、これ以上飲むのは危ない。

 娘は、朝から妻と一緒にホットケーキを作っていた。娘にとっては初めてのホットケーキ作りで、絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」を出して、それを読みながら妻に作り方を指南していた。ホットケーキは良い感じにできあがり、僕も美味しくいただいた。
 それから娘は友だちの誕生日パーティへ出かけ、昼はトレーニングしたり、料理をしたりして過ごす。

 ゆったりとした一日。これも二日酔いにならなかったことからできることだ。

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