日記 2020/12/20

M1を観ていたらこんな時間である。もう頭が働かない。

これから年末そして年明けにかけては、こんな時間の過ごし方が多くなるだろう。年末スペシャルと名付けられた番組が連日続き、別に観なくても構わないが、例年観ているからととりあえずテレビをつけダラダラと観て、娘と遊ぶ。

M1は観ていて楽しかった。
お笑い番組を数多く観るわけではないが、個人的にはオズワルドとおいでやすこがのネタが好みだった。おいでやすこがのこがけん(ひらがなばっか)は福岡出身らしいが、洋楽の懐メロ的な歌い方がとても耳当たりがよい。

僕の笑い声が寝室まで響いていたのだろう、娘はなかなか寝付けなかった模様。こがけんの歌声に触発されたからか、いきなりツイストの踊りを始めた。片脚を上げてクネクネと。ツイストの踊りなんて教えたっけ。保育園で教わったのだろうか、いやそんなはずはない。娘のツイスト具合は僕よりもよっぽどキレがある。僕も娘と一緒にツイストしてみたら股関節あたりがコキコキ鳴るのである。

娘のツイストの踊りを観て、そういえばとSam Cookeを思い出したように聴いている。今年はそんなに聴いていない。この時期はしっとりとat the Copaのアルバムを聴くことが多かったのだが、ジャケットを観てみると「July 7th & 8th, 1964」とある。冬に聴くことが多いアルバムだったが、夏に行われたライブだったのだ。
対して、Harlem Square Clubの方は「Jan 12th, 1963」だから、年明けではあるが真冬に行われたライブである。僕の中でのイメージは、Copaが冬でHarlem Square Clubだったが、まるで逆であった。今さら気づいた。

どちらのアルバムにも「Twistin’ The Night Away」は入っているが、Harlem Square Clubを聴くことに。このアルバムは、「It’s All Right/ For Sentimental Reasons」で観客が合唱するのを聴くといつでも鳥肌が立つ。煽るSam Cooke。その煽りに対して応えるというよりはぶつかっていくような観客の熱。エネルギーである。ガープの世界である。

ただの日記ではあるが、終着点が見つからなくなってきた。もうHarlem Square Clubも終わる。コロナ禍でそんな気分にはなれないが、気持ちだけはHaving A Partyな感じでDancing to the musicしながら、このまま年末まで過ごす。


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