日記 2020/08/16

今日はライジングサンのYouTubeをずっと観ていた。今もこの日記を書きながら観ている。
15日の22時から翌朝5時までというストリーミングスケジュールでとても起きていられないと思っていたのだが、再放送のような形で今日に入っても繰り返しストリーミングをやってくれていて、すべてではないが2回観ることができた。

今回の映像で一番胸が熱くなったのは渋さ知らズオーケストラだ。
去年、福岡の天神天幕でそのライブに衝撃を受け、筑波天幕にも行った。ライブを観るために行ったこともない筑波まで行くなんて本当にバカなんだろうが、行った当初も行って良かったと思ったし、今日ライジングサンの映像を観ても改めてそう思った。

映像で観ても渋さ知らズのライブの凄まじさは伝わってくるけれど、やっぱり生じゃないと伝わってこないことも多すぎるほどにある。あの怪しい感じ、子どもお断りの大人のアダルトショーみたいなあの感じ、音の分厚さ、不破さんの動き、目と耳に全方位からいろんなものが押し寄せてくるあの感じは生で観ないとわからない。それでも今回映像で観たとき、あのときに感じたことが少し蘇ってきた。過去の体験と映像が繋がった。ライブは一回限りの体験ではあるけれど、体験は体が記憶している。だから、何かがきっかけでその体験が蘇ってくることもある。筑波天幕のあとに食べたラーメンの味も同時に蘇ってきた。記憶は任意に蘇らせることはできない。僕が食べたラーメンは美味しくなかったけれど、妻が頼んでいたラーメンは美味しかった。


音楽フェスならではの新しい音楽との出会いもあった。tha BOSSの『AND AGAIN』という曲。

THA BLUE HERBはワンマンライブに行ったことはあるが、tha BOSSのこの曲は今回初めて聴いた。相変わらずの言葉の力強さ。心が揺さぶられる。曲の雰囲気もすごいかっこいい。THA BLUE HERBのライブにもまた行きたい。行きたいライブが多すぎる。


ライジングサンにはこれまで一度も行ったことはないけれど、ずっと行きたいと思っているフェスの一つだ。

ライジングサンが始まった1999年当時に、スカイパーフェクトTVかWOWOWのどっちかだったと思うが、ライジングサンの放送を父に録画してもらっていて、それを中学生だった僕は何度も何度も観た。だからラスト3曲の映像の感じが、画面左上にあるRSRFES 1999 in EZOのロゴも含め、僕にとっては一番馴染みがある。向井秀徳も、チバユウスケも、浅井健一も、曽我部恵一もみんな今もまだバリバリ現役で、改めて観るとみんな若いなぁとは思うけれど。(スーパーカーやDragon Ash、椎名林檎の映像も観たかったなぁ)。


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