日記 2024/09/09〜2024/09/15 Mi cara estaba tan roja como una manzana.

2024/09/09

 少しマシになってきたと思っていた娘の症状も、昨夜はまた何度も咳き込んで起き、そして熱もまた39℃近くまで上がったため、今日は幼稚園を休ませて病院に連れて行った。診察を受けるとマイコプラズマ肺炎が流行っているとのことで生まれて初めてレントゲンを撮られ、その結果今のところ異常は見られなかったが、マイコプラズマ肺炎の疑いがあるとのことで抗生剤を処方してもらい、様子を見ることになった。2、3日経っても症状が治まらない場合は、すぐにまた来てください、とのことだった。僕はその場にいなかったが、レントゲンを撮られたとき娘は初めてのことで号泣し、そしてレントゲン写真に写った自分の体を見て唖然とし固まったらしい。マイコプラズマ肺炎は悪化すれば入院が必要になるようだが、基本は薬で様子を見ることになるようだ。

 娘の様子が心配で昼からは在宅での仕事に切り替えた。娘は元気はあったが、高熱でしんどいのか15時頃には1時間ほど昼寝をしていた。咳き込んでまた起きた。

 娘ばかり立て続けに体調を崩し、変わってあげたいとも思うが、妻も僕も現時点では娘の症状がうつってはいない。コロナのときのように家族3人同じタイミングで体調を崩すのは最悪なので、うつるのは仕方がないが、できるかぎりうつらないようにしないといけない。

 娘は誕生日ケーキを食べるのを楽しみにしている。妻が、僕の誕生日の思い出が何もないというのもねぇと言うので、日を改めて娘の体調が回復してから3人でレストランに行ってケーキを食べることになりそうだ。体調が悪い中でも、娘は僕に誕生日カードを書いてくれていた。僕の似顔絵が描かれていて、髪はくるくるだが、なぜか化粧をしている。顔が赤らんでいるが、ここ数日顔が赤らんでいたのは熱を出していた娘で、僕は化粧をしたことはない。酒で顔が赤くなるタイプでもない。僕にも可愛らしさがまだあるということか?
 なぜ化粧されているのかわからないが、可愛く描いてくれた誕生日カードをもらって嬉しかった。早く娘の体調が戻ることを願い、誕生日のリベンジをしたい。

2024/09/10

 娘は今日まで幼稚園を休んだ。昨夜と今朝も何度か咳き込んではいたものの、熱は平熱近くまで下がった。問題なければ明日から幼稚園にも復帰する。娘の友達もしばらく幼稚園を休んでいたのだが、復帰したとのこと。実際のところ、マイコプラズマ肺炎だったのかはわからないが、娘の友達の周りで何かぎ流行っていたのだろうと思う。
 
 今日は2週間ぶりのスペイン語教室。この2週間は借りたスペイン語の小説を読み込み、ここ数日間はあまり時間がとれなかったが、これまで以上にスペイン語を勉強できたように思う。そして気づいたのは圧倒的な語彙力不足であり、語彙力を増やさないことにはDiscordで会話をしても身につきにくいということだ。当たり前のことだが、スペイン語で会話が行き交う状況だと言っていることをあまり理解できないため、学習にはなりにくい。とは言え、Discordの場は貴重なので、またスペイン語の小説や、単語帳などで語彙力を増やしつつ、ボイスチャットにも積極的に参加していきたい。ボイスチャットに参加すると、スペイン語がわからないため英語を使うことになり結果的に英語を使う機会にも恵まれることと、日本語の不明点を尋ねられるため、日本語の勉強にもなる。今日また同じシリーズの小説を借りたいと思う。

 スペイン語の小説を勉強する際に、ChatGPTの便利さにも改めて気づかされた。DeepLもよいが、生成AIだと表形式にして解説してくれ、また調べた以外の例文も示してくれるので理解力が深まる。動詞を原型にしなくとも原型を示したうえで解説してくれるのがまたありがたい。この2週間は、スペイン語の小説と生成AIによって、スペイン語の学習方法を一つ確立できたというのが大きな進歩だ。繰り返しになるが、課題は一にも二にも語彙力で、これはずっとわかっていたつもりになっていたことではあったが、一日10個でもいいので新しい単語を覚えていくようにしたい。

2024/09/11

 昨夜、娘は一度だけ咳き込んで起きたが、その後は一度も起きることはなかった。熱もない。というわけで、今日からまた幼稚園に登園。ところが、登園時だけはまだナーバスなようで今日も号泣していたとのこと。登園時だけだから慣れの問題だとは思うけれど、数日間休んだことで、それまで少し積み上げていた慣れがまた一に戻ってしまったのかもしれない。
 
 娘はクラスの副担任の先生へ自分が泣くことについて相談したのだという。

ママがいなくなるから寂しくて泣いてしまうの?そうじゃない。ママがいないと背中をトントンしてくれる人がいなくなるから。じゃあ、先生がトントンしてあげようか?それいいかもね。

 帰宅した娘は、また早く幼稚園に行きたいと言っていた。友だちに早く会いたいのだという。今朝、娘が泣いていたとき、友だちがクラスの前で待っていてくれたそうだ。優しい友だち。

 それでも明日も登園時には泣いてしまうだろう。幼稚園に行けば楽しいことはわかっているが、別れがどうしても辛い。猫と別れるときにすら泣くのだ。そういう性格だといえばそうなるのだが、おそらくは全員と離ればなれになって小学校も別々になる卒園時にはどうなるのだろう。

 秋めいてきて、幼稚園も終わりに近づきつつあることを感じざるを得ない。
 
 秋めいてきたとは言え、今日はまた真夏が戻ってきたと思うほどの暑ささだった。風もほとんどなく、少し歩いただけで汗だくになった。と思えば夕方からは雷と大雨。不安定な天気。

 昨日のスペイン語教室でまた小説を借り、前回借りた小説の復習をしつつ、また新しい小説も読み始める。岡本信照の『スペイン語の世界』も図書館で借りたのでそれも読み始めた。さっそくすごい面白い。
 
 ところで、スペイン語の小説を読んで感じたことが今井むつみの『英語学習法』に書かれていた。 

 情報処理の深さは記憶に影響し、深く処理された単語ほど、記憶に痕跡が残りやすい。文章に出てきた知らない単語を覚えようと思ったら、文の中で一度や二度その単語を「眺める・見る」だけでは記憶には残らない。意味を考え、辞書で確認し、もう一度文脈に当てはめて確かめる。そのくらいしないと、文章で初めて出会った単語を記憶に刻みつけることはできないのである。

今井むつみ『英語学習法』 (岩波書店)p.145

 スペイン語の教室が教えてくれた小説の読み方もまさにこの本で書かれていたことだった。

 リーディングから語彙を増やすにはどうしたらよいか。それには、一度読んで文意を読み取って終わりにするのではなく、何度か読み返すことである。
 一度目は多読の作法にのっとり、辞書を引かずに読み通し、内容を読み取ることに集中する。そのとき、自分が知らない気になる単語があったら、とりあえずマークだけしておく。
 二度目はゆっくりと読み進め、マークした単語をまず辞書で調べて、一度目に読んだときに推測した意味が正しいかどうか確かめる。長い文章だったら、一部分だけでもよい。辞書を引くときには、最初の語義だけではなく、最後まで目を通し、どの語義がその文に当てはまるかを確かめる。
 そして、もう一度文章を読み直し、辞書に書かれていた意味がほんとうに文脈に合っているかを吟味する。
 ここまですると、その単語に対して深い情報処理がなされ、単語の意味が記憶に定着する可能性が高い。

同前 p.147

 薄い本であっても外国語で小説を読むことはやはり大変で、新しい小説を目の前にして少し面倒くささも感じてはいるけれど、読み始めたら楽しいものだ。よし、読み始めよう。

2024/09/12

 今日もDiscordのスペイン語サーバーで会話。とは言えスムーズに会話できるほどのスペイン語の能力はまだないので、日本語中心で時折スペイン語を交えながら話す程度だ。それでも少しだけでもスペイン語に触れられるだけでもありがたい。今日はペルー人の友人にいくつかドラマや映画を教えてもらって、僕も日本の映画をいくつかお勧めした。是枝監督の『怪物』や、村上龍原作の『69』など。彼は今週末に『ピンポン』の映画を観ると言って楽しみにしていた。僕も「ピンポン」は大好きで何回観たかわからない。彼は先にアニメを見ていたらしく、以前Discordで「ヒーロー見参!」と発言していた。ピンポンといえば「アイキャンフライ!」もそうだが、「あつがなついぜ!」の台詞もよく覚えている。
 そうか、ピンポンは夏の映画か。まだまだ暑いこの時期にピンポンを観るのはいいかもしれない。

 それから、アメリカ人の友人とまたピンポン。中村佳穂の「きっとね!」を流したらいいね、いいねと言っていた。それから日本の音楽の平均値はすごく高いと。僕も彼から音楽をいろいろと教えてもらった。楽しかった。

 今日も娘は登園時には号泣していたらしい。しかし門の前でグダグダとするのではなく、号泣しながらもクラスの方向へぐいぐいと歩いていったらしい。妻と別れる寂しさは消えなくても、クラスには友だちがいてそこに行けば楽しいことが分かっているからだろう。号泣しながらぐいぐいと。本人は悩みながらも前に進もうとしているのだろう。

 夕方から整骨院。建物が取り壊しになるらしく、今月で整骨院が移転すると聞いた。近くでは物件が見つからず、移転先は原あたりになるとのこと。原だったら車でないと行けない。整骨院に行くために車を使うのもなぁ。今の整骨院は先生も穏やかで、院内でいつも流れているラジオはいつも面白くて、気に入っていた。原まで通うか、また別の整骨院を探すか。近所の整骨院がなくなるのは痛い。

2024/09/13

 ここしばらくは朝にオフィスまで歩くのは快適で日傘をさすことも少なくなっていたのだけれど、今朝の暑さは異常であまりに暑く、また日差しも強くて、日傘をささなければ暑さでやられてしまいそうだった。好きな季節である夏が過ぎ去っていくことに寂しさを覚えながらも気分は秋に向かっていたところだったのだが、これだけ暑いとその寂しささえも霧散してしまいそうだ。これだけ暑いのであればまだプールで遊びたいものだが、ほとんどのプールはもう閉まっている。冷たい水に入ってバシャバシャしたい。
 
 ボディタオルも今日でなくなってしまった。

 新しく借りたスペイン語の小説はnivel2で、前回読んだのがnivel1だったので読むのが難しいのではないかと思って、なかなか読み始めるエンジンがかからなかったのだけれど、今日読んでみると少なくとも意味が全くわからないということはなく、今のところは楽しく読めている。前回と同じシリーズで探偵ものということもあり、すでに覚えた単語も結構出てくるので、この単語は前回も出てきたやつだ、わかる、わかるぞと思いながら、前回よりも意味を把握した状態で読み進めることができるのが嬉しい。まだ一周目なので、単語がわからなくても辞書を使うことはしない。単語や文法がわからなくても同じ箇所を2回、3回と繰り返し読めばおおよその意味は掴める、ような気がしている。
 
 レベルが上がっているにもかかわらず前回よりも楽に読めているのは、同じシリーズで物語の世界観に馴染みがあることもあるかもしれないが、前回の二週目で時間をかけて単語や文法を確認していったことが大きいのだろうと思う。大事なのはやはり語彙力だ。そのことを強く実感してからは毎日最低でも20分くらいは単語の勉強に時間を充てるようにはしているが、もっともっと覚えていきたい。時間のかかる地道な作業ではあるが。

 さて、今日からは対オリックス戦。対戦相手は山下しゅんぺーただ。ホークスはオスナが復帰。残り試合も少なく、日ハムは絶好調でゲーム差が少しずつ縮まりヒリヒリする戦いが続くが、最後まで楽しめるということだ。

2024/09/14

 Discordには主には言語交換などの学習関連のものと音楽関連のものに入っているのだが、言語交換のサーバーにいる人たちも多くがゲームをしているようで、友だちになった人たちからよくゲームに誘われる。パソコンでゲームをするつもりは全くなく、僕はゲームをしない、Nintendo Switchを持ってはいるが子どもと遊ぶためだけのものだと言ってこれまで断っていたのだけれど、この前Nintendo Switch持っているんだったら無料でダウンロードできるゲームがあるから一緒にやろうよと誘われ、Nintendo Switchを持っていると言った以上、無料であったら断るわけにもいかず、近いうちにダウンロードしてプレイすることになった。

 小学校の頃までは毎日ゲームをしていたが、中学で寮に入ったことをきっかけにゲームはしなくなり、今ではスマホで野球ゲームのプロスピをするくらいだ。娘もゲームにハマらなかったので、娘と一緒にNintendo Switchをプレイする機会もあまりない。そもそもゲームをよくしていた時ですら、ゲームはあまり得意ではなかった。好きではあったのだけれど、対戦ゲームだといつも負けていた。

 誘ってくれた人からは、ゲームをするときにはスペイン語だけで話そうね、と笑いながら言われた。少なくとも20分くらいは。ワハハ。いい機会だとは思うが、20分もネイティブとスペイン語のみで会話をする自信は、当たり前のことながら全くない。どうだろう。でも楽しみだ。だいぶビビってはいるが、ワクワクもしている。

 昨日のホークス戦は怪我人続出でオリックスには気の毒な試合となったが、川瀬兄弟の対決には感動した。ドラフトのとき、川瀬の弟にはぜひホークスに入ってもらうことを願っていたものだが、こんな胸熱の兄弟対決が見られるんだったら別々のチームでよかったのかもしれない。川瀬晃の代打が告げられたとき、弟の堅斗は笑みを浮かべていた。晃は堅斗のほうをほとんど見ていなかったが、珍しくフルスイング。いつも以上に気合いが入っているようだった。そして良い表情をしていた。試合後の二人のコメントもまたよかった。
 
 川瀬兄弟、これから先の対戦もまた楽しみだ。

2024/09/15

 昨日は娘が夕方までバレエ、ダンスと連続レッスンだったので、仕事終わりに天神で待ち合わせて一緒に外食することに。ソラリアプラザのピエトロ。娘も妻もパスタが好きで、僕もピエトロのなす辛が好物なので最近の外食時には定番になりつつある。仕事終わりで疲れもあったのか、いつもよりも辛いものが食べたい気分になり、今回初めてなす辛の激辛にしてみた。

 激辛のなす辛には揚げた唐辛子がいくつか入っていた。最初の1つめを食べたときにはいい感じの辛さで美味しい美味しいと言いながらご機嫌に食べ、2つめ、3つめも美味しく、次もこれが絶対いい!めっちゃ美味い!と食べ続けたのだが、4個目を食べたあたりから口全体に辛さが広がり、辛いぞと思ったときには汗が止まらない状態となっていた。水を飲んでも辛さは治らず、汗だけでなく、顔全体が火照ってきた。僕が汗を何度も拭う姿を見て、はじめのうちは娘と妻は笑っていたのだけれど、娘の顔が少し引きつってきた。顔の赤さが異常だと言っている。赤すぎる。いままで見たことのないほどの、ひくほどの赤さ、妻はおもしろーいとか言っていたのだけれど、僕は汗を拭うのと顔の火照りで応答できず、娘はひきつった表情を僕に示すだけ。それ以上唐辛子を食べるべきではないと思い、唐辛子をよけながら食べた。しばらくは顔の赤さは治まらなかったのだが、水をがぶ飲みして口の中から辛さがなくなっていくにつれ、通常の顔色に戻っていった。

 僕は酒をいくら飲んでも顔に出るタイプではない。辛さは顔に出るというのは初めて知った。娘の前では辛すぎるものを食べるのはしばらく控えたほうがいいかもしれない。
  
 Discord で一緒にやろうと誘われたゲームはフォールガイズというもので、僕は聞いたこともなかったのだけれど世界中で人気らしい。連休中も仕事だったのでまだダウンロードすらしていないが、どういったゲームが確認するために昨夜YouTubeで検索してみた。すると、狩野英孝が実況しながらプレイする動画が出てきたので早速見てみると、狩野英孝はなんだかわちゃわちゃしながらプレイしていた。ゲームのことを知らなくても彼のプレイがとても上手いとは言えないことが窺えた。それでも狩野英孝はとても楽しそうにプレイしていて、それは彼の性格によるところも大きいのだろうが、上手くはなくとも楽しくプレイできそうだということがわかった。Discordでプレイするのはいいのだけれど、下手くそだとプレイが楽しめないとなると、ただでさえスペイン語での会話で気を使いそうなので気が重くなるのではと思っていた。とりあえず明日にでもダウンロードしようと思う。

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