便利な時代になったけど~CGMの利点と欠点~
去年12月、血糖値管理5daysワークショップに
参加してきました!
沢山の学びや思うところがあったので、
こちらに記しておこうと思います。
ご興味ありましたら、
最後までお付き合いください🙇♀️
このワークショップは
5日間、9時ー5時の
びっちり、みっちりワークショップ!
初日から興味深いトピックがあったので、
今日はそれのご紹介。
CGMの利点と欠点:進化する便利さと隠れた負担
1型と共に暮らす方々は既にご存じかと思われる、
腕に装着するメディカルデバイス、
CGM (Continuous Glucose Monitoring)。
これのおかげで、
指先に針を刺して血糖値を測る手間から解放!!
それだけじゃない。
CGMはスマホにBluetoothで接続されていて、
24時間365日、
ほぼリアルタイムで血糖値の変動が見れる!
それに高血糖や低血糖のリスクがある時は
アラームまで鳴る!!という優れもの。
便利すぎる🥳🥳
私もCGMを着けて生活している一人😊
ワークショップでは血糖値管理の話題が中心。
その中でも興味深かったのが、
このCGMの利点と欠点について。
最近の学会では、
1型糖尿病患者のストレスレベルが年々増加している
との報告があったそう。
その理由のひとつが、
この便利すぎるCGMの存在ではないかとのこと。
「えっ、そうなの?😲😥」
と個人的にはびっくり!
CGM以前の血糖値測定は、
起床時、食事前、寝る前の
1日5回のルーティン(人によってはもっと多いけど)。
私も過去2回の妊娠糖尿病のときは
指先採血で測っていた✌️
日々の忙しい生活の中では、
それくらいの回数で十分だったし、
実際に、食事時間以外、血糖値のことなんて
覚えてられない😅😅なんてことも多かった。
でも、CGMは違う。
スマホさえあれば
いつでもどこでも何度でも数値が確認できるし、
アラームまで鳴る仕組み。
その結果――。
数値の上がり下がりに必要以上に一喜一憂し、
過剰に対応してしまう🥺🥺
言われてみれば、
「あぁ、そういうことか」と腑に落ちた。
便利さとストレスが背中合わせになっている。
これがCGMの現実。
現代チャレンジそのものですねー。
ワークショップでは
8人中私を含めた7人がCGMユーザー。
そして皆が皆、スマホやスマートウォッチを
頻繁にチェックしていた。
講義中、ランチ中、そして
会話の途中でもチラッと画面を見る。
「数値の矢印が上向きだ」とか
「インスリン足りなかったかも」
なんて声が飛び交うたびに、
便利さの裏で増えるプレッシャーを
ひしひしと感じた。
こうやって少し引いたところから見ると、
自分がどれだけ無意識に携帯で数値確認をし、
その結果に一喜一憂していたのかが分かる。
もう、ビックリでございました😳😳
じゃあ、どうすればいいのか?
講師が教えてくれた答えは
シンプル&ごもっともだった。
これを聞いた瞬間、
分かってるけどさぁ~。と
不貞腐れ😒😒なわたしでした。が
と言う講師は続けて、
"ということで、まず高血糖のアラームを解除してくださーい!血糖値の食事時以外のチェックは禁止!!
これは、これから5日間の絶対的なルールでーす!!"
"Trust us!"
と私的には斬新なルールを叩きつけられ、
ドキドキと不安と、
不貞腐れながらも、⬅️まだ不貞腐れてる大人げない😅
とりあえずやってみよう‼️と
始まった5日間のワークショップ。
以下、講師に進められたCGMストレスとの
付き合い方の一部です。ご参考になれば幸いです😊
定期的に専門医と診察を受け、自分に合ったインスリン量を把握する
プロのアドバイスを受けながら、過剰な対応や不安を防ぐ。食べ物や飲み物を口にするとき以外はスマホを見ない
血糖値が気になりすぎないよう、スマホを確認するタイミングを制限することで心の負担を軽減する。高血糖アラームの設定を上げる、もしくは解除する
アラームが鳴るたびに感じるストレスを減らし、自分のペースで対応できるようにする。趣味、運動、瞑想など精神的にもプラスになるアクティビティを見つける
ストレスを軽減し、心の健康を保つために、自分が楽しいと感じられる活動を生活に取り入れる。
自分の許容範囲を知る。
生きていると、結局これに戻る。
どれくらいが自分にとって
健康的なCGMとの距離感なのかを把握。
それだけではなく、
1型糖尿病と共に暮らす事で、
全体的に自分に興味を持つという事が
強化されるような気がします。
自分を知った上で、便利なツールと、
どう付き合うのか決める。
CGMもストレスの種にしないように、
テクノロジーの良いところを、
バランスよく利用して、
無理なく1型糖尿病と付き合っていこう!!
そう感じたDAY1でした。
このワークショップでは
血糖値管理に関して
沢山の事を学んだので
これから少しずつ
noteにも上げていきたいな。