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㊸ずっと忘れない・・・

今年1月に入ってからの友達のアカウントのログイン及び「足あと」は極端に少ない。今日 (29日) までの間に5回あっただけ。友達のアカウントとシンクロした動きを見せている「ゆう」というアカウントは、今月計11日間ログインしている。今日も確認できただけで5回ログインがあった。何度も書いたように、友達のアカウントと、「ゆう」というアカウントのログアウト時刻がほぼ同じ (数秒から1分ぐらいの間を置いて、相次いでログアウトしている) ことから、二つのアカウントを同じ人が操っていることは疑いようがない。

可能性として、「ゆう」というアカウントを友達が動かしている…ということは考えられるだろうか…。いや…この「ゆう」というアカウントは、多い時には一日の内に狂ったように何度もログインを繰り返すことがあったりして、友達がそんなことをできるぐらいであるなら、とっくに僕やAさんに、ハッキリとした連絡をくれていても良いはずだ。他の理由からも、友達が二つのアカウントを動かしているなんてことは全く考えられない。

今日は友達へ向けて何も新しい呟きはしていないのにも関わらず、昨日に続いて「足あと」があった。最近、そういうことが割とよくある(以前はログインはしても「足あと」はくれないことだって有ったぐらいなのに…)。

以前はこのmixiへのログインは友達本人だと思っていたから、「足あと」が有る度に熱心に新しい呟きをアップしていた(「足あと」は “僕の呟きを見た”…という意味合いなのだと解釈していたから)。最近は友達本人でないなら呟きしても仕方ない…という気持ちがあって、「足あと」を見つけても、すぐには新しい内容の呟きを発信しないことが多くなった。


僕の本当の友達は何処へ行ってしまったのか ── 。

Twitterの方で昨年、“フォロー対象を少人数に絞る” という動きがあり、そこには友達の意向が透けて見えるような部分があったことから、友達は少なくとも昨年1月の時点では生きていたのではないか…という気がしている。更に、友達が贔屓にしていた噺家さんからの郵便物が「受け取り人不明」で戻ってきた…なんてことが今も起きていないらしいことから、友達は現在も生きている可能性を示唆しているように思える。

…であるなら、あのmixiでの「足あと」は何なのか…。友達の何かの意向を受けて、弟さんがやっていることなのか…??


友達のことがこういう形で長く尾を引くことになるとは思いもよらなかった。謎に満ちた、この状況。自分はどういう気持ち・スタンスで居たら良いのか ──。




自分のプロフィール、「ゲイ男性」などと書いてありますが、今までそういう言葉で自分を表現したことは殆どありませんでした。なんか自分のことではないような感覚があって。自分はただ単に、普通に「自分である」というだけのことであって。

2021年に友達と電話で話をした時、彼は「ゲイ」という言葉を何度か使っていました。「ゲイ」という言葉を発した時の彼の声の色を今も忘れられないでいます。多分、僕よりもずっとずっとクローゼットだったであろう友達が、自分の属性を隠さず、表に出した時の揺らぎ…とでも言うか、ある意味「色気」とでも言うのか。あの時の彼の言葉の「色」をずっと記憶に留めていたいな…と思っています。友達のもう一人のマイミク「Aさん」が言うには、友達は mixi のアカウントを削除してTwitterやFacebookだけに専念しようとした時、ゲイとしての捌け口がないと駄目だ…と分かってmixiに戻ってきた…という意味のことを言っていたことがあるそうです。そういう彼のことが愛しいし、可愛いです。僕たちは、男でありながら男が好きだ…という同じ属性の元、親しくしていました。mixiでの普段のやり取りで、そこを前面に出して話したことなどほぼ無かったのですが、根底にそれがあっての交流だった訳で、そうでなければ巡り逢うことだって無かったでしょう。再入院前の電話では、少し赤裸々な話も彼は明かしてくれました。そういう話も僕から聞いておきたかったし、しておきたかった友達のことが本当に愛しいです。

僕と友達はそんなに長い間、同じ時間を共有できた訳ではないですが、彼との間にあった出来事は本当に鮮烈です。彼のことを一生覚えていたいと、強く強く思っています。