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Aimer 1st Live "Midnight Sun" ライブレポ

Aimerを知って早くも7年経ちました。

僕は1stシングル「六等星の夜」の発売前に本屋さんの有線で聴いたことがきっかけで彼女の歌声に魅了されたのが始まりでした。

 デビューからAimerさんのファンで、そんなぼくだからこそ書けることもあるかなと思いました。 

これから、過去の全ツアーのレポ的なものを書いていく予定です。

レポを読んでもらえれば、これまでにAimerというアーティストが歩んできた道と変化を感じてもらえると思います。

 

そんな第1弾として、1st Live "Midnight Sun"のライブレポを書きます。

 

これまでの全国ツアー

とそのまえに、そもそもこれまでどんなツアーを行ってきたのかというと次のような感じです。

Aimer Live Tour(2022年6月時点)

2014年:1st Live "Midnight sun"

2015年:Live Tour "Maiden Voyage"

2015年:Live Tour "DAWN"

2016年:Billboard Live Tour

2016年:Hall Tour 2016 ~like a daydream~

2017年:Acoustic Live Tour 2017

2017年~2018年:LIVE TOUR 17/18 "hiver"

2018年:Fan Club Tour "été"

2018年~2019年:Hall Tour 18/19 "soleil et pluie"

2019年~2020年:LIVE TOUR 19/20 "rouge de blue"

2022年:Aimer Hall Tour 2022 "Walpurgisnacht"

 

このツアー以外の大きなライブでいうと

2017年:Aimer Live in 武道館 "blanc et noir"

2018年:Aimer special concert with スロヴァキア国立放送交響楽団ARIA STRINGS

2021年:Aimer 10th Anniversary Live in SAITAMA SUPER AREANA "night world"

などがありました。

ツアー遍歴

ぼくのツアー遍歴ですが、ありがたい事に上で書いた全てのツアーに参加させてもらってます。

武道館、ARIA STRINGS、night worldにも参加させていただきました。

最初のツアーが相当前ということもあるので大分記憶があいまいなところもありますがご理解いただけると助かります。

1st Live "Midnight Sun" 2014年9月5日(金)

Aimer史上初めてとなるワンマンライブツアーがこの"Midnight Sun"です。
ツアーといっても東京・大阪の2公演のみでまだまだ小規模なツアーでした。

ぼくが参加したのは「品川ステラボール」公演。

なんと2列目という最高のロケーションでライブパフォーマンスを見ることが出来たライブでした。

 このワンマンライブ以前にもCD購入者特典として抽選の当選者だけが参加できるライブなどは行われていました。

しかし、招待ライブは会場が小さいこともあり限られた人しか参加することができない幻のライブでした。


そんな状態がデビューから3年近くあったので"Midnight Sun"は全Aimerファン待望の初ワンマンライブだったのです。 

この時の演奏形態はバンド形態でした。

すでにこの時から今もライブで演奏してくれている野間さんがピアノを担当されていました。

そして、この時のギター2人のうちの1人が今は亡き藤岡幹夫さんでした。

 

会場が暗転されると、白いワンピースを身に纏ったAimerさんが登場。

息を飲む瞬間。

スッと息を吸い込んだかと思うと、ずっとCDで聞いていた彼女の歌声が会場に響き渡りました。

 それまでぼくはライブというものにはそれなりに行っていました。

生の歌声や演奏はやっぱりCDとはまるで別物(良くも悪くも)。

そんなAimerさんの生の歌声は圧倒的に良い意味で別物でした。

身体中の細胞が震えているようなそんな感じで、鳥肌が止まりませんでした。

 今でこそ明るい照明でAimerさんのお顔が照らされることも当たり前になりましたが、このライブでは彼女を証明が前から照らすことは一切ありませんでした。

照明も全曲通して青を基調とした暗めなもの。

夜の世界を演出で表現しているライティングだったんだと思います。

まだデビュー当時のAimerのスタンスが色濃く残っているライブでした。

 セットリストの前半はバラード調な曲が中心。

この当時のAimerさんの歌い方は優しく囁きかけるような感じで、儚さが際立つ歌声でした。

 

途中MCを挟んだのですが、今と違ってとても短いものでした。

「わたくしAimer、みなさんがご存知の通り…MCというものがあまり得意ではなくて…(苦笑)。一生懸命に歌いますので最後までよろしくお願いします。」

こんな感じのMCでした(多分、もう少しツアーの名前とかのことも話してました)。

 

そして、後半はAimer史上初の力強い曲で彼女の曲が変化する起点となった「RE:I AM」や「StarRingChild」が披露されました。

この時ばかりは優しく囁きかけるような歌声から力強く会場に訴えかけるような、そんな圧力を持つ歌声で歌われてました。

 

本編の途中で衣装も変わり、白いワンピースから純白のドレスに。

ノースリーブタイプの背中が大きく開いたとても素敵なドレスでした。

みんな着替えて出てきたAimerさんを見て、「ああ、美しい…」ってなってたのは間違いないです(笑)

 

そして、やはりアンコールの最後でデビュー曲「六等星の夜」を歌ってくれました。 

この曲を歌っているときにAimerさんが感極まるシーンも。

歌っている途中で涙ぐみ歌えなくなってしまったのですが、その時はぼくを含め会場の多くの方がもらい泣きしてました。


 

一度声を失い、そして再び取り戻した声。

その声は失いかけたからこそ授かった奇跡の歌声。

 

夜の暗闇を彷徨うように歌詞を紡ぎ、自分の歌声だけで勝負するために敢えて容姿やプロフィールなどを一切公開せずにデビューしたAimerさん。

そんなAimerさんが初めてツアーという形でこれまで実感しずらかったであろうファンの存在をはっきり認識した。

 

そして沢山のファンの前で1つの夢であったツアーを実現出来たのだから、感極まるのも無理はないです。

このライブで彼女にがっちりと心を掴まれて、もうどこまでも追いかけるぞと改めて確信した夜でした。

セットリスト

  1. WHEN YOU WISH UPON A STAR

  2. 眠りの森

  3. 7月の翼

  4. 星屑ビーナス

  5. Re:pray

  6. 白昼夢

  7. Cold Sun

  8. RE: I AM

  9. StarRingChild

  10. After Dark~ポラリス

  11. words

  12. AM02:00

  13. AM03:00

  14. あなたに出会わなければ

  15. 星の消えた夜に
    <アンコール>

  16. After Rain

  17. Iris

  18. 六等星の夜

 

まとめ

1stツアーはAimerさんにとってもファンにとっても待望のライブだったのは間違いありません。

このツアーがこの先行われる沢山のツアーの礎になっているんだと思います。

 ぼくは幸運なことにこのツアーに参加することができました。

 

まだまだこのときのAimerさんは人前でMCをすることもほとんどなく、歌を歌うことでぼくたちファンに伝えたいことを伝えていました。

今とくらべると歌声も脆く儚い感じが強かったのですが、このときのAimerさんだからこそ表現できるものだったんだなと感じています。

 

1st Live "Midnight Sun"はまだAimerの始まりに過ぎないのです。

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