弁護士選び
(画像は「みんなの画像 きたおかたきち」様よりお借りしました)
あら、もうあと数日で2022年が終わるじゃ無いの。びっくり。
光陰矢の如し。
本題に入るが、2022年は人生で初めて「弁護士」というご職業の方と関わる事になった。
まさか自分が人生で弁護士さんにお世話になる時が来るなんて。
人生には「上り坂、下り坂、ま坂(さか)の3つの坂がある。」とある方が言ってたっけ。
今年4月に始まった、夫由来の警察沙汰及び調停申し立て事案の中で「ま坂」を自身で乗り越える事はできないと判断し、弁護士事務所の門を叩く事になった。
弁護士さんというご職業の方はおそらく、依頼人の下り坂とま坂の岐路時に関わる事が多いのではないかと推測するが、重いお仕事だろうなと感じる場面がちょくちょくある。
今の弁護士さんにお世話になってから約半年くらいだろうか。
年齢的にも近くある芸能人に似ているという人もいる程の見た目爽やか系である。
職業と見た目から、きっとおモテになるのではないかと思うが私は「そんなの関係ねー オッパッピー(出典:小島よしお様)」で、依頼内容をしっかり理解してくれ、ちゃんと仕事を遂行してくれそうな弁護士さんを探していた。
また、外せない条件としてもう一つ。
相手側(夫)が手強いので担当していただく弁護士は「冷静、冷淡、口が強そう、地域にしがらみのない」タイプを探していた。
そうしたら2軒目に訪ねた弁護士事務所でまさにそのまんまに見える弁護士さんと出会い、今に至る。
ご担当頂いた後、信じられない事に2回程、揉めた。担当弁護士さんと。2回目は口論に近かった。揉めた原因は1度目からずっと同じ。
あまりにもビジネスライク的でコミュニケーション不足。かつずっと私に対して何故だかイライラし(テーブルをコンコン指で鳴らしていた)上から目線の話し方だった。
私の思い過ごしかとずっと耐えていたが、ある日の面談時に同行してくれた身内が気付く程だった。
あえて弁護士さんの態度については話さなかったのだけれど、言わなくても気付く程だった。
やはり私の思い過ごしではなかったのだ。
そう理解した時にきちんと弁護士さんに私の気持ちを伝えようと思った。
1度目に揉めた時にハッキリ伝えなかった私が悪かったと反省し2度目はハッキリと伝えた。そしたら案の定、ちょっとした口論になった。が、私はこの弁護士さんの態度以外の良さも能力も充分に理解していた。ただ、コミュニケーションを取りやすい話し方や態度にして欲しいだけだった。それをひたすら伝えた。
すると私の言い分を理解してくれたようで、意外な事に謝罪をしてきたのである。
それ以来、ゆっくりとではあるが関係は穏やかなものになったと思う。やはりしっかりと仕事をしてくれる。しかも、私の悪い部分はキチンと指摘し叱ってくれる。しかもしかも、私の前で鼻をかむ。おーーーい。では、ある。笑
もう、密かに心の中では(アニキ時には父)と呼んでいる。
このたび調停不成立となったことから裁判へと移行することになった。
アニキな弁護士さんは、変わらず味方として我が人生のま坂に同伴してくださるそうだ。
私の方から宜しくお願いします。と伝えた。
ちなみに、長い弁護士生活の中で私のように「話し方や態度が上から目線なのを改めて欲しい」と言われたのは初めてだとか。
怖い女だ(自分で言うのもなんなんですが)。
裁判を通して、人との関わりを通して、まだまだ学ぶべき事がわたしにはたくさんあるのだろうと、今から予感している。
人生が終わるその瞬間まで学びの連続だ。
許し許され、日々人生を歩めている事にただただ感謝だ。