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そういえば、ベルギーの優しさに甘えてた話

1ヶ月ぶりに書きます、Haruです。
最近 旅行などでバタバタしていましたが 改めて最近の 日常のことを書き出していきたいなと思っています。

最近私はフランス語を学習し始めました。
なぜかというと、大変当たり前なのですがそれはフランス語はベルギーの公用語の一つだからです。

去年の9月から私はこの国に来ていますがお恥ずかしながら全然挨拶レベルのフランス語しか話すことができませんでした・・・
でもBonojourでさえ自分の「r」の発音が間違っているのに気がついていたので、あまり人前で言いたくなかったです。

言い訳になってしまいますが、学校は全て英語で行われているため、 むしろ英語を磨くことの方が私にとって重要事項でした。

ただ、2学期の試験が終わり、今バケーション中になりますが、その時間を利用して フランス語をやり始めたというわけです。

私は、今考えるとベルギーという国の人々の優しさに少し甘えていたのかなと思います。。
ベルギーの公用語はフランス語 オランダ語、そしてドイツ語 になります。
しかし、やはり移民も多い国ですし、特に中心部はたくさんの観光客もいるので、英語が話せればある程度のことはできるというのが現状です。
もちろん人にもよりますが スーパーの店員の人も英語を話せるケースが多いですし、一般のそこらへんの道を歩いているベルギー人も英語でやり取りができるケースがほぼ100%くらいの感覚でいます。

最初はフランス語(またはオランダ語)で話しかけてきますが、
私が「( ◠‿◠ )?」となっているのを見たらすぐに英語に切り替えてくれます。

そんな環境に正直 私は甘えていたのかな と思っています。
そんな私の考え方を変えたというか、フランス語をやりたいな、やらなきゃな という風に思ったきっかけは 実はうちの両親がベルギーに遊びに来たことでした。

私の両親はもう60代で、70に近い年齢です。全く英語を話せません。とてもドメスティックな親です。彼らが旅行でヨーロッパに遊びに来てくれた話は、別に書くかもしれませんが、今回はそのことがきっかけでフランス語学習を始めたということについて少し触れたいと思います。

両親がベルギーに遊びに来てくれて、国内だけでなく例えばフランスなどいろいろな場所に一緒に行きました。
彼らは全然英語もフランス語も話せません。話せないのは仕方ないし、そんなことは百も承知で当たり前だと思っていました。

ただ、ここで改善すべき、というか気づいてしまったのは、彼らが「話そうとしない」ということです。

信じられないかもしれないですが、スーパーやホテルの人と会話するときも日本語を通すんです笑
「レシートください」などなど・・

フランスでAirbnbを利用したのですが、そこでホストが迎えてくれた時に父は「こんにちは」と日本語で言っていました。笑

英語(も、フランス語も)がゼロなので、もはや振り切っているのです。

私と夫がフランス語で簡単な挨拶を教えたあとは、少しずつ使うようになってくれましたが、その様子を見て、やはりその土地に行ったら最低限の挨拶くらいは覚えた方が良いなと強く感じました。

相手の反応も全然違ってくると思いますし、何より私たちはゲストなので、例えばフランスやベルギーなら現地の人も「Thank you」より「Merci」の方が気持ちよく受け取ってくれると思います。

そして何より、その国の言葉を覚えようともしないのは少し傲慢に見えてしまう。。。

と、そんな親の様子を見ながら、ベルギーに住んでいながらも英語で生きている自分の姿が重なって見えてしまったのです。
反省しました。
私は現地に住んでいるにもかかわらず、あまり前向きに言語を学ぼうとしていなかったことを思い出し、これは良くないなと思いました。

私は大学院に行っているので、インテグレーションしているとみなされており、強制語学学習コースには呼び出しをくらっていないのですが、
もう少し自分でも努力しなきゃな〜〜と感じている次第です。
なので今は自己学習中で、新学期が始まったらフレンチのクラスに自分を放り込みたいと思っています!
タンデムパートナーも募集しており、そのうち連絡がくるはずです。

せっかくですから、その土地の言葉をもっと話した方がきっともっと楽しくなるはず。
ゼロレベルの語学ってこんなに大変なのか〜とか、英語ってほんとシンプルなんだな〜などひしひし感じつつも
学ぶことで人は前進できると信じているので、今は少しずつ始めています。


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